・慢性頭痛に注射をする、、、、抗CGRP抗体注射薬とは
川本治療所です
本院は西宮ですが、月に1度東京・駒込サロン(13年目) 名古屋伏見サロン(12年目)での施術も行っています
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■「9月21日 東京」 「9月28日 西宮」 「10月5日 別府」
アドレナルセラピー「人へ」開催予定 規定人数に達したら開催します
過去に「人へ」を修了されて方 川本治療所やアドレナルセラピストの治療を受けた経験のある方、参加して頂けます
「人へ」は6回講座 で家族や身近な人の治療ができるように座学や施術法を学んで頂きます
「人へ」について何か質問があればお気軽にご連絡ください。
■川本療法(アドレナルセラピー)の理論を学び自宅ケアすることで「頭痛」は良くなります
昭和11年開院、そして私(川本)が継いで36年が経ちました。約9万人の患者さんを診てきました
その歴史から川本療法を継続することでヒスタミン反応やサイトカイン反応が安定することが分かっています
そのことで下記のことが起きます
①風邪を引かなくなる
②慢性頭痛は高確率でな治る(自宅ケアは必須です)
まず、①の風邪を引かなくなるのは、皮膚刺激を継続することで、過剰な免疫(サイトカイン)反応が安定(正常)方向に向かうからです
②の頭痛が治るのは、頭痛の大きな原因にヒスタミン反応が関与しているからです、皮膚刺激を継続することで、色々な事に安易に反応しなくなる、、、、つまりヒスタミン反応が起きにくくなりことで頭痛は軽減します
●慢性頭痛で一般的な薬が効きにくい人が増えています
ここからは「②」の慢性頭痛についてお話しします
最近、一般的な頭痛薬のアセトアミノフェンやNSAIDs(非ステロイド系抗炎症薬)などが効かない人が増えてきています
そのようになると、トリプタンという薬が処方されます
まず、片頭痛のメカニズムの1つに、「何らかの刺激」でまず、血管が収縮します。その後患部に血液を送ろうと急激に拡張します
その血管が拡張する際に脈を打ちます。その脈が、近所を走っている三叉神経を刺激してしまい、それによってCGRPという物質が放出されるのです
そのCGRPが痛みの原因であるのではないかと言われています。
何らかの刺激で血管が収縮ご拡張と上記しました。その拡張時に脈を打つことで三叉神経が刺激されCGRPが放出とお伝えしました
何らかのことで「血管が拡張」その刺激で三叉神経からCGRPが放出、、、、
とても厄介なことにCGRPの作用も血管拡張を起こすのです。つまり、ダブルの作用で血管拡張が起きてしまうのです
そこでトリプタンは、そのCGRPの放出を抑制し血管の過剰な拡張を抑制します(収縮させる)働きをするので、痛みの軽減傾向に導くのです
(注)痛みが起こってから(約20分以上経過)薬を服用しても既にCGRPは放出されているのでトリプタンの効果はでません
●しかし、困ったことに、上記したトリプタン製剤が効きにくい人が増えている
近年、頭痛だけではなく、アトピー性皮膚炎、乾癬、好酸球型副鼻腔炎、過敏性腸症候群など多くの病気に、ステロイドなどの効きが悪くなってきています
根本原因の解決が蔑ろにされていることで、どうしても薬に頼ってしまいます。そのことで薬に対する耐性ができたことが推測されます
慢性頭痛も同じで、トリプタン製剤が効きにくいなってきています
そこで、登場した薬が2種類あります
①「エムガルティやアジョビ」という抗CGRP抗体薬です
②「アイモビーグ」という抗CGRP受容体抗体薬
まず、①「エムガルティやアジョビ薬」は、CGRPが放出されても、その作用を「阻害」することで頭痛が起こらないようするという薬です。(血管拡張させない)
この薬を皮下注射することによって、1~3か月の間効果が持続し、その間はCGRPが放出されても作用を阻害し、頭痛が起きにくくする薬です。
次に②「アイモビーグ薬」の作用ですが、体内で何かの物質を受け取る窓口のことを「受容体」と言います。
受容体がCGRPを受け取らなければ頭痛が起こらないという考えから、
三叉神経から放出されたCGRPを「受容体がCGRPを受け取らないようブロック」する作用になります。
この薬は皮下注射することによって1か月効果が持続し、頭痛が起こらないようにします。
■頭痛は「何らかの刺激がきっかけになり発症する」
頭痛が起きるきっかけですが、これは個人、個人違います そのことで「何らかの刺激で」という表現を用いています
その「何らかの刺激は」寒暖差・低気圧・人混み・苦手食材・苦手な雰囲気・他の部分の痛み・頑張ろうとする、、、など列記したら切りがないほど色々なことが「きっかけに」なります
例えば、生理痛の「痛み」がきっかけに頭痛を併発します
例えば、人混みにいくと「人のエネルギー」がきっかけで頭痛を起こします
例えば、頭痛時に抗CGRP抗体薬や抗CGRP受容体抗体薬を注射すると、その「注射がきっかけ」になり頭痛を引き起こします
そのように「何らかの刺激」によって頭痛は起きてしまうのです
■川本療法では皮膚を刺激することで、「何らかの刺激に対し安易に反応しない身体を作る」
さて、何らかの刺激を真っ先に感じるのは身体の何処の部位でしょうか?
それは、視覚・嗅覚・聴覚・痛覚・温冷覚・気配・第六感・粘膜などの感覚器官です。この感覚器官が過敏することで、大したことでもない刺激を「怖い、または痛い」と感じ過ぎてしまいます
そのことで、「何らかの刺激」を度々、感じ、その都度、頭痛を引き起こすスイッチがONになってしまいます
その過敏さを安定させるには「皮膚刺激」しかないのです
乾布摩擦で喘息が治ると先人は伝えてきたように、皮膚を刺激することで
①免疫が安定する
②神経の働きが安定する
③神経刺激物質の量が安定する
④血流・リンパ液の流れが安定する
⑤皮膚の感覚が安定する
など、様々な効果があります 色々と試してみて結果が出ていない方は、一度、「皮膚を刺激する」という健康法を取り入れてみてはと思います