難病LAM、25年目の春、順調です。
今晩は、川本治療所、川本です。
(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。
川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。
医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。
今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。
今日は以前ブログ「難病LAMとお付き合いしています」で紹介したKさん
私は治療家という職業についてはや、28年が経ちます。Kさんは25年前に来院して頂き現在も定期的に通院して頂いています。
病名は「LAM」リンパ管に原因不明の瘤ができる難病です。
今日、2017年4月25日に来院頂きました。
「今年も元気に4月を向かえることができましたね」と話をしました。
LAMの症状は徐々に進行し人工呼吸器を付けないと生活できなくなる場合もある難病です。
しかしKさんは、患者会の中でも一番元気で、大学病院の担当医も 「首をかしげる」 ほど症状が安定しています。
Kさんは、「川本先生のお陰」といってくださいますが、25年間も通って下さったKさんの努力だと思っています。
これからも二人三脚でがんばっていきましょう!
あと最近、来院されたLAMのOさん、咳が止まらずに困っていました。
Oさんと一緒に来られた旦那様にも私は「LAMを治そうと必死になっていますが、私はLAMを治そうとは思っていません」「私は身体が元気になればLAMが良くなるという考えです」とお伝えして、施術や自宅での努力法をお伝えしました。
Oさんの旦那さんはとても勉強家、そして実践派、私の理論を理解して頂き継続努力をして頂いて、、、
慢性的に続いていた咳は嘘のようにおさまりました。
皮膚を刺激し、皮膚に備わっているヒスタミンをはじめとするセンサーが安定したことを裏付ける結果です。
むつかし病気ほど地道な努力が必要です。その努力の1つが自己指圧です。
クスリばかりに頼るのではなく、人間の持っているシステムを正常に働かせるための努力をしてはいかがでしょうか。