5歳から10年間続いた頭痛、改善しました。
昭和11年 開院 川本治療所 現院長 川本です。
(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。
川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。
医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。
今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。
今日は、東京の施術に長野県から来ていただいているIさん。慢性頭痛のことです。
■■長野県に住むIさん 幼少期から頭痛で苦しみました。
川本先生、こんにちは。
症状回復し川本先生の治療が無事卒業となりましたのので、息子の今まで経緯を
メールさせていただきます。
<頭痛の経緯、特徴>
乳児期から感受性が強く、寝かしつけが大変な子だった。普段は、「泣いているか笑っているかのどちらかだね。」と大叔母に言われるくらい感情の起伏が激しかった。
幼少期の活動は活発で、遊びは体を動かすことだった。
小学1年の時から地域のサッカー部に加入し、土日、高学年では水、金と週4日、練習もしくは試合だった。
他には、毎日のサッカーの自主練、本人が希望しての塾通い、通信教育、学校では長の付く役職、サッカー部では
キャプテンを頑張っていた。
●経緯
5歳頃(年中) 保育園でひどい頭痛を訴え、嘔吐した。→CT検査:異常なし
8歳頃(小2) 小学校でひどい頭痛を訴え、嘔吐した。→MRI検査:異常なし
11歳(小5) 頭痛の頻度が上がり、脳外科を受診。
その後、1年間に30回弱の頭痛発生するが、ブルフェンを服用して2~3時間睡眠をとれば、痛みは全くなくなった。
12歳(小6) 2016年1月 今まで以上に痛い頭痛を訴え、脳外科を受診。→MRI検査:異常なし
2016年1月 偏頭痛薬服用しても2~3日間は頭痛が続くようになった。
13歳(中1) 2016年5月 頭痛になると治まるまでの期間が4日ほどになった。
ブルフェンがあまり効かないとされ、医師の方針により他の薬を模索し始めるも、効かないか、
また、薬が効けば倦怠感が酷く、結局3~4日は寝込むため、本人が服薬を拒否するようになった。
夏休み明けから頭痛が発生する間隔が短くなってきた。
2016年10月 総合病院で検査 MRI検査異常なし
2016年11月 ほぼ毎週頭痛が発生するようになった。
副鼻腔炎を疑い、病院受診。→CT検査:異常なし
2016年12月 漢方専門薬局に相談し、漢方を飲み始める。
飲むのがあまりにつらそうなので2017年5月にやめる。
2017年2月 長野県立こども病院に検査入院→血液検査、脳波検査特に異常なし
偏頭痛、起立性調節障害、身体表現性疾患の疑いという診断結果
2017年3月 猫背とストレートネック改善のため県内の整体に通い始める
2017年3月 3学期終了。前年の12月~3学期はほぼ学校を休む。
2017年3月 春休みに入り、多少回復。サッカー部にも顔を出す。
14歳(中2) 2017年4月 1週間ぐらい登校したところで寝起きの頭痛が発生。
そこから1学期は全て学校を休む。
2017年5月 長野県立こども病院に再入院。(生活のリズム改善のため)
2017年7月 気功に通い始める。(週いちで1年間ぐらい)
2017年9月 午後1時間程度、中学校の特別教室に通いだす。午後には頭痛が軽減する
2018年3月 頭痛は無くならず、3学期終了。
15歳(中3) 2018年4月 寝起きの頭痛はあるが、なんとか朝から学校に登校するようになった。
特定の教科以外は特別教室(卒業まで続く)。
2018年4月 川本治療所のホームページから温圧治療器と大字式健康器を購入して自己流で温圧開始。
現在に至るまでほぼ毎日実施している。
また、生体水も自己流で選んで始める。
2018年4月 サッカー部に復帰。
2018年7月 サッカー部を引退。 1ヶ月に1回は寝起きの頭痛が酷く、2~3日学校を休む状態。
2018年12月 川本先生に東京で治療を受ける。
自己流で自宅ケアの努力したが、疲れやすさ、頭痛の度合いがあまり改善していないように思えたので治療を受けることを決断。
勧められた鳥ガラスープを毎日飲むようになった(現在も)。
生体水も症状に合うものを紹介して頂き、変更した。
2019年1月 前期試験で高校に合格。
寝起きの頭痛は、ほぼ改善されたが、だるさや疲れやすさが気になる。
2019年2月 川本先生に東京で治療を受ける。(2回目)
2019年3月 川本先生に東京で治療を受ける。(3回目)
2019年4月 川本先生に東京で治療を受ける。(4回目)
2019年6月 川本先生に東京で治療を受ける。(5回目)
体調も回復し、先生から「卒業」というお言葉を頂いた。
■不調だった時の特徴
・かなり深●く眠っている。(呼吸が浅い)
・睡眠時から覚醒する瞬間に頭痛発生。
・痛い場所はほとんどの場合が前頭部。
・頭が痛い朝はかなり顔色が悪い。(顔が青い)
・食欲は同年代の子供並みにある。
・頭痛の他にひどい倦怠感がある。
・頭痛薬があまり効かない。(片頭痛専用、ロキソニン等)
・夜は頭痛がほぼ治まり、健康な時と変わらない状態だった。
■川本談:
I君は原因不明の頭痛が治らず、漢方薬・大きな病院での治療・気功などあらゆることを用いて治そうと頑張って
来られました。
しかし、その方法では改善に至らず、川本療法を受けに、長野県から東京まで通院して頂きました。
そこで私はお父さんに、頭痛改善のための自宅ケアの方法 温圧 丸太療法 手技療法を徹底的に、学んで頂きました。
なぜなら、遠方で私の治療を受ける回数が月に1度と制限されているからです。
お父さんの施術を学ぶ姿勢と毎日行ってくれた実践力のおかげで、I君は日々、回復に向かっていきました。
さらに、再度、来院時には「次の自宅ケアポイント」を習って頂き、専門家並みのスキルを身に着けてくださいました。
その向上したスキルで毎日、欠かさず自宅ケアをして頂いたことで、I君は劇的回復、高校にも合格できました。
今回の改善は、遠方から通院頂いた熱心さと、自宅ケアを継続頂いた家族の協力があってこそです。
ありがとうございました。
頭痛の原因は1つではありません。
病気の治療所の頭痛について纏めています。https://karada-naosu.com/category1/
難しいといわれている慢性頭痛、病院で治すのは難しい疾患の1つです。
それを、改善に導いたのは、「自宅ケアを学んだお父さん」でした。
難しいといわれている疾患ほど、地道さが必要です。
優秀な医師や治療家と家族がタッグを組むことで道が開けてきます。
家族や大切な人が不調で悩んでいる方は自宅ケアを学びにきてください。
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