高校生男子「酷いめまい」がほぼ改善しました お母様からのメール紹介
■■西宮で自己免疫疾患・慢性疲労症候群を中心に治療している川本治療所です。
病気が長期化し困っている方は一度、HPをお読みください。
(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。
川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。
医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。
今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。
■ウェブサイト上で、私(川本)が「身体の仕組み」について纏めたサイトがあります。
タイトルは「病気の治療所」といいます。一度、閲覧して頂ければ幸いです。
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■■酷いめまい、回復の経緯
まず、2019年の9月、、、E君のお母様からの初診希望のメールです
はじめまして。愛知県の○○の母の●●と申します。
まひろさんのブログからこちらの治療所を知りメールしています。
高1の次男のことで相談です。
小学校3,4年くらいから、めまいのような症状があり、小6で悪化、中学は不登
校、中学の間に少しずつ改善し、症状はあるものの、高校1学期は学校に毎日通って
ました。。(昼間定時制高校で、1日4時間の授業です)
しかし、この夏休みに、お盆に新幹線で帰省したところ、乗っているときは大丈夫だった
のですが、新幹線を降りてから、ひどいめまい、倦怠感、頭痛、吐き気、などで、8月28日か
ら学校が始まっているのですが、ずっとお休みしています。
カイロプラクティック、鍼、心療内科、耳鼻科などに行っていますが、なかなかよく
なりません。
症状は、どちらかというと悪くなっている感じがします。帰宅後1週間くらいから急
にひどくなってきました。(最初はなかった下痢や吐き気などの症状が増えてきた)
長年めまいに悩まされてきていて(めまいという病名が合っているかもよくわかりま
せん)、高校生になってからの電車通学も、なんとかやっていましたが、しょっちゅ
う乗り物酔いをしたり、降りた後も揺れている感じがしたり、不快な症状がありま
す。
先生が名古屋で施術されていることを知り、ぜひ、息子を診ていただきたいのです
が、いかがでしょうか。
息子は、今も体調が悪く、起き上れるかどうかわからず、また電車に乗ることに強い
恐怖があるため、息子が行けないようなら私だけでもお会いして、自己指圧を習いた
いです。
どうぞよろしくお願いいたします。
このような内容のメールを頂きました。予約を取りましたが、電車に乗るのも大変な状態でしたので
愛知県から名古屋まで来れるかが問題でした
お母様は必死に自宅ケアを学ぼうと「サマンサHouse」にも足を運び、温圧のやり方を一生懸命に覚え、
息子さんへ実践してくださいました。
E君の病歴から回復までを詳しく報告してくださいました
・平成15年12月11日生まれ 男 (現在高校2年、16歳) 令和元
身体の状態メール、令和元年年9月17日作成 改善傾向報告、令和2年10月21日追記
1.子供の頃の状態
体は小さめで食が細い 牛乳アレルギーで現在も完全除去
(2歳まで、小麦、卵もアレルギーがあり、除去していた)
ダニ、ハウスダスト、雑草アレルギーでおなかを壊しやすい
抗生剤を飲むと必ずお腹をこわすので、小さいころから飲ませていない
外遊びが好き、虫やザリガニ捕りが好きだった
優しくおとなしいが、運動はわりと得意。今も学校の体育の時間が楽しみ
高1で受けたアルコールパッチテストで反応あり
2.来院までの状態
①めまい 本人が揺れているように感じることもあれば、床が揺れているように感じることもある。
縦揺れも横揺れもある。めまいのときは、じっとしているより、動き回ったほうが楽。
ひどいときは、自分が10㎝くらい、上下しているように感じる。
床も動いていたり、床が傾いているように見えたりすることもある。
②不眠 眠りが浅い、寝ても疲れが取れない、夜眠くならない。入眠剤を飲んで寝ると、
次の日だるくなる
③電車酔い 普段の電車通学で酔うとめまいが起こりそうでこわい。
高1夏の帰省後に大きく体調を崩し、新幹線に乗るのが怖い
高1夏の新幹線は、乗っているときは大丈夫だったのに、降りてからの陸酔いと、
1週間後からの体調不良がひどかった
④不安感 めまいへの不安から動悸がしたり、めまいが起きているような気がしたりする
小2くらい このころから症状あり(当時は、めまいとは気づかず)
・小2のころ、スイミング教室で水面を見て酔うことがあり、教室をやめる
・小6秋 めまいが頻繁に起きるようになる
・夏頃から、元気がなかったが、秋になり、修学旅行、陸上記録会、学芸会と行事が続いた
・特定の授業(音楽など)でめまいが起きやすかったのが、どの授業でも起こるようになり、学校を休むようになる。
小6の3学期はほとんど学校に行けず、卒業式も欠席
小6冬 近くの耳鼻科、内科、小児科などに行き、小児専門の大きな病院を紹介してもらう
・小児医療センターにて総合科→神経内科を受診。頭部MRI、CT、
レントゲン、心電図、などを受けるが異常なし
なにか病名をつけるなら、起立性低血圧と言われ、心療内科の受診を勧められる
・小児心療内科は、順番待ちを何度かしたが、本人が望まず、受診せず。
・めまいがひどいときは、横になるとめまいが起きるため、寝るときに横になれなかった
中1 めまいは起こるが、少しずつ学校へ行く(授業はほとんど受けず)。
・昼夜逆転や睡眠時間、食事の時間が不定なことが多かった
・風、雷、地震、お風呂(の水面)、海面、カーテンの揺れ、
テレビの画面の揺れなどでもめまいが起きる
中2 9月~ カイロプラティックに通い始める。最初は週1くらい、状態の良いときは、月1くらい。現在は行っていない
中3 5月 GWに船で30分ほどの島へ家族で遊びに行ったところ、ひどい下船病
(陸酔い)状態になり2週間くらい、揺れが続く
8月 東京へ1泊2日で帰省。電車酔い、帰宅後の陸酔いは少しあったが、1~2週間で治まる。
中3 3月 高校受験のとき、寝不足で、満員電車に乗ったところ、受験会場での待ち時間に最大級のめまい
中3 3月 耳鼻科へ行き、めまいの薬を出してもらうが、耳鼻科のめまいではないと言われる
耳鼻科で、心療内科を紹介され、3月下旬から通う(現在も通っている)
3月中旬から鍼治療も始める(最初は週1、調子のよいときは月1くらい、川本先生の指圧を受けるようになって休診)
高1 めまいや電車酔いはあるが、酔い止めを飲みながら、なんとか電車通学で通う
・電車待ちのホームが苦手。揺れているように感じる
・電車は立っていると酔いやすいため、できるだけ座るようにしている。
・何もしない時間(先生が遅れてくるとき、全校集会の待ち時間)などにめまいが起きやすい
4月 ・朝、登校前にアレジオン(アレルギーの薬)とトラベルミン(酔い止め)
を飲み、学校で離任式、退任式に出たところ、大きなめまい
・通院のための車移動20分から30分でも時々酔う
6月 ・公民館で勉強しようとするが、めまいのため、あきらめて帰宅することがある
・ショッピングモールのエレベータ移動(1階から3階程度)で酔い、1週間くらい揺れが続いて不調。
7月中旬 1泊2日で夏山登山(雨のため登山は中止)、バス移動が多かったが、わりと大丈夫だった。
8月 1泊2日で東京に新幹線で帰省。大学の見学、父方と母方両方の祖父母宅へ行ったため、電車移動が多かった。
帰宅後ずっとめまい、昼夜逆転。
帰省から1週間後、大きく体調を崩し、めまいに加え、下痢、吐き気、熱っぽさ、だるさなどで動けなくなる
塾に行こうと思い、酔い止めのため、
耳鼻科で出されたトラベルミンとクロルフェニラミンを飲んだ直後から、とても具合が悪くなった
学校は始業式から1週間ほど休み、9月初めの期末考査から、休みながら出席
電車は酔いそうなので、母が車で送迎
9月 めまい体操をときどきやっている
母がサマンサさんに指圧を習い、川本先生の施術を受ける前に数回やってみる
9月下旬、川本先生、1回目施術後、毎日、タッピング、足で指圧、温圧器を実行
3.来院してから回復へ
当時の息子はとても体調が悪く、約束の場所まで行けるかどうか、電車にも乗れないかもという状態でした。
数回施術を受け、本人も家族も体調の回復を感じ、本人の表情が明るくなり、心療内科の先生にも、顔色がよくなった、と言われました。
1年前はめまい、パニック、電車酔いのため電車通学が難しく、母が毎日車で送っていましたが、初施術後2か月後くらいから体調の良い時は電車に乗れるようになり、
今は毎日電車通学ができるようになりました。(電車酔いはあるが、それ以外の症状がなくなった。酔い止めを飲めばなんとかなるようになった)
家でも時々(調子が悪い時は毎日)タッピング、温圧や棒を使った指圧をし(主に炭のほう、自分でするときは電気式)
サプリや水を飲み、少しずつ体調が整ってきました。
今は月1回の施術がメインで、サプリは飲んでいません。
生体水は「医療シリーズ」の(DC-T3)は、通学時に持たせて飲んでいます。
心療内科で出してもらっている弱い抗不安剤や弱い睡眠導入剤も使用しています。(常用はしていません)
今もときどきめまいは起きていますが、以前ほど深刻ではない感じ。
調子が悪い時は次の施術が待ちきれない感じでしたが、最近は、体調がよくなったので、
施術の頻度を減らしても大丈夫かもと言っています。
また体調不良のため、修学旅行は行かないつもりでしたが、体調が良くなってきたので行く方向で考えています。
川本先生はもちろん、まひろさん、サマンサさんのご縁があって、息子の体調が上がってきたことを本当に感謝しています。
先生には、初回に母ができるタッピングや指圧を教えていただきました。
息子の体調面での効果はもちろん、親子のコミュケーションの時間をとることができて、心理面でもよかったと思います。
あちこち病院へ行っても分からなかった体調不良がずいぶんよくなり、体調が向上し、将来のことを考えることができるようになり嬉しく思います。本当にありがとうございました。
またこれからもどうぞよろしくお願いします。
上記のようにE君は幼少期から原因不明の「めまい」で苦しんで来られました
E君やお母様に、耳石など耳鼻科が対応できない、E君タイプのめまいの発症メカニズム(川本理論)を説明し理解して頂き、施術や自宅ケアを実践して頂きました
大切なことは、患者さんやその家族と私が同じ方向を向いて、病気に対応していく
このことが大切です。
今回はE君も治りたい、お母様もサマンサHouseに通い、治したい そして私も回復して欲しい この想いが回復にに繋がったのではないかと思います。
難しいと言われている疾患ほど「地道さが必要」であると思います。
最後に、ご縁をつないでくれた、まひろさん 温圧の指導をしてくれたサマンサさん、両アドレナル・セラピストさんに感謝します ありがとうございます。
現在、第4期のアドレナルセラピー「人へ」を開催していますが、「本当の治療法・理論」を学んだセラピストが一人でも多く増えることで回復しにくい疾患を回復させることができます
卒業生のアドレナルセラピストさん、現在、受講中の生徒さん。誇りをもってがんばりましょう!
■YouTubeで川本理論、不定期にアップしています。ぜひ、閲覧してください
今回は「橋本病を自己診断」です