発毛剤と精子運動量と前立腺炎
川本治療所、川本です。
(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。
川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。
医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。
今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。
今日は
東京の患者さんのAさん 44歳 男性への施術の経過報告です
まず、頂いたメールを添付します。(本人さんの了解を得ています)
「慢性的な不調を抱えて10年近くになると思います 一時期は、仕事を続けられないこともありましたが、知り得る情報の範囲で漢方、鍼灸を中心に対応してきましたが、治りきりませんでした。
2年前に前立腺炎と診断される症状を負ってから、再び重い状態に戻ってしまっています 最近の症状としては、常に疲れている、立ちくらみが頻繁に起こる、仕事のストレスにすぐに負けてしまう、PC座り仕事なのですが、お尻が痛くなる、冷え性などなどです 。
最近、副腎疲労のことをネットで知って、本なども読んでいるうちに、自分はこの病気なのではないかと考えるようになりました よろしければ先生のお話やアドバイスをお聞きできればと思います」
上記の内容のメールを頂き、まずはセミナーに参加して頂いてから施術を開始しました。
メールに書かれていないことがAさんの病気を助長していました。
1つは、仕事のことで悩みが多く心療内科で「きわめて鬱(うつ)に近い状態」と言われ、短期ですが薬を服用していました。
もう1つは、発毛剤を使っていました。髪の毛が薄くなりはじめたので、軽い気持ちで使い始めたそうです。
Aさんと奥様は、妊娠も希望しています。しかし、ストレスや発毛剤を使ったことで2013年8月の検査で精子運動率は低下21,22%まで低下していると指摘を受けました。
それはストレスの影響で自律神経が乱れたことと、発毛剤の副作用が大きく関係していると推測されます。
Aさんは、そのことに気がつき、発毛剤を中止しましたが、今度はその副作用で前立腺炎を発症 それで、上記の相談メールを頂きました。
まず、私はAさんに身体の理屈を知って頂きました。勉強熱心のAさんは、そのすべてを吸収して頂き、なおかつ自宅での指圧を実践してくれました。
また、月1回の施術も受けていただき、2回目のセミナーにも参加してくださり、その熱意をわたしも強く感じました。
サプリメントは1種類を提案し、最低2ヶ月間は服用が必要と説明しました。
その結果、2015年1月29日の検査では精子運動率33,05%まで回復、安全圏に入ってきました。
また、自己指圧や食事(糖質制限)もしていただいた結果、前立腺炎もほぼ減少。
一番は、皮膚刺激により、精神的に安定したことです。
今は仕事中も座ることができだし、気力も充実してきています。
Aさんのコメントは「自己指圧は本当に凄い!もっとこのよさを知ってほしいと」言ってくれています。
Aさんからの最新のメールです
「前回の治療以後とても調子が良く、教えて頂いた自己指圧を欠かさずにいれば不安を感じなくなりました 2年以上前の発症以来はじめてのことです、本当に感謝しています! それでもお尻は痛くなるので、車の免許で言えば仮免もらったぐらいかなと…」
いう内容を頂きました。
Aさんが回復した理由は、「勉強熱心」「指圧実、食事法の実践力」「感動する素直な気性」などがあります。
まだ、完全ではないのですが、現時点では良い方向に向かっています
お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「自律神経の乱れが病気を発症させる」の欄に詳しく述べていますので参考にしてください。
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