痩せ型で過敏性大腸炎が回復し体重が5キロ増えました

川本治療所です。

(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。

川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。

医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。

今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。

 

今回は香川県からお越しのYさん 男性

来院のきっかけは、「過敏性大腸炎」と「痩せ過ぎへヘニャヘニャ体質」です。

このようなメールを頂きました

2014年11月2日
初めまして、〇〇といいます。
実は相談があってメールしたのですが

高校ぐらいの時からなのですが、お腹に力を入れたり引っこませたりするとグーグーと音が鳴ります。

一応内科とかでレントゲン、CTなどの検査はしたのですが、特には腸とかも問題はなしで多分、

ストレスとかの精神的な問題と言われて俗にいう過敏性腸症候群だろうと言われました。一応漢方などの薬も。

でも、ずっと鳴ってるわけじゃないですが、すごく気になります。
音も大きいので。整体とかもに行きましたが今だに変わりません。ただ、お腹が減って鳴ってるわけではないですね。
食後に鳴る場合もあるので。
今年29歳男です。痩せ型。179,46ぐらい。

よろしくお願いします。   (メール内容の掲載は本人に了解を得ています)

このようなメール相談を受けました。その後、メールや電話で話をして来院して頂きました。

来院時、179センチで夏場は45キロを下回ることもある痩せ過ぎ体質。

血液検査では痩せ型脂質異常 甲状腺機能低下症 慢性貧血などなどです。

また、原因不明の下痢が長期間続いていました。

香川県から西宮までは4~5時間かかるので、治療は月に1~2回 食事指導と自己指圧をして頂きました。

まず過敏性大腸炎の原因を探ると「小麦グルテン」ということが判明しました。
小麦を食べると必ず下痢になります。

そこで小麦の除去を勧めました。そうすると困ったことに、炭水化物を減らすので体重が減ります。

また、糖質を控えるために疲労感に見舞われます。

また、たんぱく質や脂質の量を増やすと、元来、痩せ型の方はタンパク・脂質の分解酵素のプロテアーゼが少ないために、今度はタンパク質・脂質に対して消化不良が起こります。

痩せ過ぎを治す場合に必ず起こる問題は、炭水化物を減らさないと低血糖になる、しかし、炭水化物を減らすと更に体重が減るということが起こります。

いわゆる、ホルモンを造る能力が劣っていることが背景にあります。

色々メールで相談を受けながら

2014年12月のメール(治療約1ヶ月)
川本先生へ

いくつかお聞きしたいのですが、

・間食は基本的にピーナッツが多いのですが、
ピーナッツでも一般的に売られているバターピーナッツ
でも大丈夫ですよね?ちなみに材料は落花生、植物油、食塩です。

・炒め物をする時はごま油やオリーブじゃなく
バターでなら問題ないですかね。

・よく手軽に食べれるので買ってるのですが
鯖の水煮とかの缶詰よりはやはり、普通に生の魚を買って
焼く方のが栄養があるんでしょうか。

最近下痢や軟便とかがなくなって、バナナ状の少し太め?な快便なんですが
した後の拭いた時によく血がついてるので大丈夫かなと思いまして。
便自体に血はついてなくティッシュだけについてる感じです。
血自体は普通の赤です。多分、問題はないと思うのですがちょっと気になったので。

・タンパク質中心でも、1日で植物性と動物性を半々ぐらいの割合で
食べていれば問題はないですよね?
やはり、豆腐は安いので摂取量の半分ぐらいだと
出費も抑えられていいので。勿論、昨日言われたみたいに
鰹節と一緒にです。

・そちらの治療費などのお支払いは現金のみになるのでしょうか?
クレジットとか・・

以上、宜しくお願い致します。

過敏性大腸炎がかなり軽減している内容のメールを頂きました。

小麦を抜く代わりと体重を減らさないために今回は特殊3分搗き米の「芽ぐみ米」をチョイス。

玄米よりもGI値の低い米で、急激な血糖の上昇を押さえ、低血糖にならないようにすることのできる炭水化物です。

(厳格な糖尿病患者さんにはお勧めはできませんが)

2015年4月に頂いたメール

そうですね、実は最近少しづつではあるんですが体重が増えて行ってる感じです。

昨日の時点で49ぐらいですね。自分ではやっとかと思いましたが。食事もちゃんと3食べてますね。

卵と肉(主に鶏、たまに豚)を毎日欠かさず食べてます。

無理のないぐらいの量で食べれるだけ食べてます、体に任せて。

最近なんだか、もうこれ以上食べたらまずいかなと言うのがなんとなくわかってきたので。

なので自分で量を少なくするのはやめました。

後、バターとかも結構食べたり、ラードも。

そのせいかはわかりませんが、疲れようが今頃はちょっと変わってきたかなと

思う様になりましたね。

恐らく食事の面と川本先生らに診て貰ったのが大分出てきたのかなと思いますね。

仕事はずっと行けてますよ。まだ、1日のでなくて週20のアルバイトですが。

立ち仕事ですが、そんなに疲れなくなってきたかなと思いますし。

でも、相変わらず体脂肪は増えてないですが。。

お腹の調子も色々ですね。最近ちょっと脂質を取り過ぎたかなと思ってたら

少し軟便になってたり。後、ヨーグルトはどうも乳糖不耐症なのか

毎日食べてたら下痢ぎみになったのでやめました。

なので、今はバターかチーズだけですね。

芽ぐみ米は今は試しにやめてみてます。なんだか、主食抜きに慣れてきたせいも

あるかもしれませんが。後、量の調節も面倒になってきたのもあってか・・。

以上、こんな感じです。

来院時は仕事にさえ行けないほどの痩せ型へにゃへにゃさんでしたが、食事指導や遠方から治療に通って頂き、順調に体重・体力が回復しています。

メール相談を繰り返し行いお互いが納得してスタートしていけたことが良かったです。

そして2015年4月27日のメールです
川本先生
こんばんは、お世話になります。

今の途中現状報告です。
昨日測ったら、やっと50キロきました。もうある程度は吸収の方もよくなってきたのかなと
自分では思ってます。

僕の場合は小麦を抜いたのが1番の原因なのかもしれませんが・・。

でも、胃などの内臓に負担をかけずに増やせたと言うのが一番嬉しいですね。

おそらくお米ばかりだと、また、口内炎の連続だと思いますから。

後、体の変化もほんの僅かですが、皮下脂肪が増えたかなと言うのと
太ももの内側が太くなってたので、立ち仕事もあってか筋肉が増えた
のかもしれません。この調子でいきたいと思います。

また、来月治療の方宜しくお願い出来たらと思います。

来院時179センチ 45キロ痩せ過ぎ体質
体重が5キロ増え、過敏性大腸炎もほぼ回復、体力も向上し仕事もでき随分元気になられました。

本当に良かったです。

2015年6月下旬に電話連絡があり、「現在の体重が55キロになった」と報告がありました
「痩せ過ぎは病気である」と私は思っています。

痩せすぎでお困りの方一度、ご相談ください。

 

 

お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「体型から病気をひも解く:痩せ型」の欄に詳しく述べていますので参考にしてください。

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