アトピー性皮膚炎が改善しました

川本治療所です。

「音と脳の関係」の勉強に2週連続で京都に行って来ました。
水琴窟(すいきんくつ)を現代に蘇らせた「水琴」。

水琴 本

 

不思議にこの音は、心が落ち着く反面、何かエネルギーが湧いてくる様に思います。

 

東京や遠方からの患者さんがみえるので、治療所は休まずに施術をしています。14日に東京から「成人アトピー性皮膚炎」の40歳代の女性が経過報告にきて頂きました。

この方は幼少期からアトピー性皮膚炎で、一度回復傾向にありましたが、30代の出産後からきつく再発。

仕方なく免疫抑制剤の「プロトピック」を長期使用。怖い薬とわかっていますが、薬を辞めると再発します。

思い出したくない30代を過ごしました。

紹介で来院され、一番最初に食事の事から始めました。

又々、菜食と低タンパクを食でパンはやめられない典型的なタイプ。

この方には、菜食と高タンパク食に変えて頂き、炭水化物を減らし特にパンやパスタの制限をお願いしました。

スギナ、ヨモギの粉末にハスの実やビール酵母の粉末させて頂きました。

サプリメントでは、天然のビタミンC、良質の魚の油と月見草オイルを提案させて頂きました。

痒みを止めるのに、愛知県のいそべクリニックのラクトヘリン配合のクリームを紹介しました。

配合粉末やサプリメントは3ヶ月ごとに飲む物を変えていき、様子をみました。

彼女の努力で少しづつ回復、プロトピックを徐々に減らしていきました。

施術開始5ヶ月後からは、薬を抜く事ができ、痒みも90%消失しました。

彼女のお子さん現在小4の女の子の軽度アトピー性皮膚炎も一緒に治りました。良かったです。

写真をお見せ出来ないのが残念ですが、今では彼女が過去にアトピー性皮膚炎だった事は誰もわからないでしょう。

長期的な痒みは、副腎を疲弊させます。 何故なら、痒みを自身の副腎ホルモンで緩和しようと1日中、副腎はホルモンを作り続けます。

毎日、毎日、1日中、副腎がホルモンを作り続けついには疲弊してホルモンが作れなくなります。

また、アトピーの方はなぜか、菜食に偏りタンパク質や脂質をあまり食べません。

ホルモンや皮膚の再生にはタンパク質や脂質が沢山必要なのに、、、、、、、

ホルモンや皮膚の材料になるタンパク質や脂質を取らない。不思議に思って下さい。

ホルモンは湧き出るものではありません。体内で作ってもらう物です。

その材料 を取らないでどうして作れるのでしょうか?

ホルモンの材料が不足することで、副腎で造るホルモンの質も低下します。

そうなると痒みが抑えきれなくなり、ステロイド薬物に。

外からステロイド薬物を塗ると副腎はステロイドホルモンを造らなくなります。

ヒスタミンや細胞核の感覚を止めるステロイド、これを急に辞めると、やすんでい感覚が過剰に働くことで痒みが再発します。

ア川本治療所では、トピー性皮膚炎への対応は、

肝臓と腎臓と副腎にアプローチします。 そして小麦を制限し、良質のタンパク質や脂質を 多く摂ります。足らない脂質はサプリメントで補います。

肝臓で体内毒素を分解して、腎臓から対外に出せる体質になる様にオリジンル指圧をします。

自宅でも自己指圧して頂きます。

一番疲弊している臓器、「副腎」にアプローチします。ここが一番大事と考えています。副腎が回復しないとホルモンが出来ずまた、白血球のコントロールができません。

アトピー性皮膚炎の方は、 腸壁が弱い。 皮膚のバリアーが弱い。よって外からの異物が体内に侵入しやすい身体。

その異物を敵と思い込み過剰に攻撃してしまいます。

では、何故、腸壁が弱るかはこのページをお読みください。

 

しかし、治療回復に一番大切なのは本人や家族の努力です。

なお、症状回復には個人差があります。

(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。

川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。

医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。

今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。

 

お知らせです 。ブログ内容をより掘り下げた川本治療所の考えを纏めたサイト「病気の治療所」で皮膚炎のことを詳しく述べていますので参考にしてください。

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