脊椎損傷:自力排尿ができるようになりました!

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きょうは以前、脊髄損傷で通院のOさんの記事を書かせていただきましたが、

今回は、その後の治療経過についてです。

 

Oさんは、事故により脊椎を損傷してしまい、歩行困難と排尿障害で来院されました。

とくに、尿は、毎回ペニスに管を差し込んでの排尿方法でした。それは脊椎を損傷したことで、神経が麻痺し排尿の感覚が無いからです。

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Oさんが提出してくれたグラフです。

・上部の折れ線で、赤い折れ線が導尿の数字、青い折れ線が自尿。

青い棒グラフ、上に向かって伸びているのが導尿。青い棒グラフ、下に向かって伸びているのが自尿

上部の図は、青い棒グラフが上向きに伸びています。つまりこれは、「自力ではない排尿が多かった」ということです。

一方、下の図は青い棒グラフが下に向かって伸びています。これは「自力排尿が増えた」ということです。

来院時は、自力排尿は出来ていませんでした。

 

以前に脊髄損傷のOさんから頂いたメールを紹介させていただきます。

いつもお世話になっております。

明日、治療日でお会いする事ができるのですが、取り急ぎ報告したく、メールしました。

前回の治療日(9月3日)は、まだ導尿の量を測ることができなかったので、自尿データのみですが、
添付したデータ通り、自尿の量が、増え続けています。

大事な のが、自力でで出している時の膀胱内の残尿量が、まだまだ多いですが、そのうち導尿の時の膀胱内の同量に近づき、そして逆転するでしょう。
(グラフの表による、青線と赤線が近づいて、そのうち青線が赤線を上回るということです)

残尿量によって、導尿回数も減らしていく予定です。医師は「神経が修復されてきたんでしょうね」ということらしいです

薬も処方されませんでした。まだまだ残尿量が多いのが、気になるらしいですが。

尿漏れが気になるところですが、よく出るようになる分、仕方ないことですし、
四六時中ダダ漏れではなく、強い尿意を感じた時(自尿が出せると感じた時)、漏れるのがわかります。

骨盤底筋運動というのがあるらしく、それをして尿漏れしないようにしていきます。

出 なかったストレスのことを考えると、尿漏れなんて、楽勝です。

4年前、手術後、尿を貯めるバルーンを取り外して、自尿が出なかったときに、
兵庫医大病院の〇〇医師から、「3か月で自尿が出なければ、一生導尿です」、と宣告され、
腹立たしく思ったことを思い出しますし、整形の先生に、神経の話をしたときには、
「それこそiPS細胞ができて、正常な神経の移植でないと、治るようなものではない」、と言われたこともありました。

でも、川本治療院に通い出して、数回目のときに、「3年くらいかけて治すつもりです」、というようなことを話した時、
川本先生が「3年もかからないですよ」、と軽く返事してくれたことを、思い出します。

意外でしたし、頼もしく 感じたものでした。
だって、もう治せないから、症状固定ということで、障害者認定を受けたのですから・・・
それを治せるなんて話すお医者さんには出会えませんでしたから。

自分自身、5年目には治ると信じていましたし、確実に変わっている自分の体の変化を感じます。

そういうと、一時、痛さに耐えるだけの治療の時期がありましたが、
今思うと、最近は、気持ちよさを感じる時間の方が、長い気がします。

先生、断言します。

もう排尿障害、治りました。

ひと月とは言いませんが、多分、半年もしたら、先ほどの自尿と導尿の量の逆転があるでしょう。

このメールを頂いたのは少し前だったので、現在は当時よりもさらに「自力排尿の量」は増えています。(川本)

 

メールの続きです

本当にありがとうございました。
明日も、よろしくお願いいたします。

ps.先生が、ここで 一気にたたみ掛けて治してやろうと考えないか心配です。
木村先生も話してましたが、良い兆候が出た時は、一気に治そうと考えると、治療の圧が強くなるから。

今まで通りでお願いします。

何度も話してますが、まだまだ通わせていただきます。
先生が、もう来なくてもいいという位、良くなったとしても。

ですから、お手柔らかに・・・

 

嬉しい文面でした。(担当している副院長・ミツトミ談)

このOさんは施術の痛みに耐え、また自宅で自己指圧や温圧などの自己努力も続けて頂きました。

その結果、少しづつですが導尿よりも自分で出す尿のほうが上回ってきました。

「時間さえかければ、尿は出すことができる」とOさん。

「長い間、自力で尿を出していなかったので、自分で尿を出す感覚を忘れていて、その筋肉の使い方が上手いこといっていない」

と泌尿器の先生に言われたそうです。

両方の足裏には依然痺れ感が残っているものの、歩行での力強さが戻ってきています。

歩行の力強さが戻ってきたので、趣味の釣りにも行けています。

治療所に来院される前と比べて、生活の質が上がってきています。

平日は仕事に行って、休日は釣りに。水泳や筋トレで自己を高め、自己指圧、温圧で自己治療。

このような生活をしています。障害者認定を受けられた患者さんですが、諦めない気持ちが大切です。

一般の人は「何々病です」と告げられると精神的に落ち込んでしまいますが、施術や自己努力で体が上向きになる場合があります。

注)全ての人が今回のように上手くいくとは限りません。

 

Oさんのように「負けてたまるか」という強い気持ちで立ち向かっていけば、未来が変わって来るかも知れません。

我々もOさんを見ていると、「施術を頑張らないと」と思います。

健康な身体を当たり前と思って生活してしまいます。一度、病気になると健康の有難味が分かります。

病気にならない生活をするためには、摂生が必要です。何か1つでもいいので、規律を守って生活しましょう。

 

お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「川本療法は神経を狙って指圧する」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。

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