分子整合栄養学に疑問

川本治療所、川本です。慢性腎炎は少しお休み。

今回読んだ本は、、、、

肉食女子 本

 
「肉食女子はなぜ肌がきれいのか」 題名は、今話題の肉食系ですが、半分は分子整合栄養医学でした。

皆さんは分子整合栄養医学を御存知ですか?

精密な血液検査をして、個人、個人の栄養素の不足を見て頂き、医師の指導のもとに栄養指導やサプリメント指導をしていただけます。

栄養指導が無かった日本の医療も転換期に来ているように感じます。

知り合いのドクターの誘いで7年ほど前に勉強させて頂きました。
そのドクターは分子整合栄養医学を取り入れています。

が、、、、、、、、一見良さそうですが、
精密な血液検査からのデータを分析して足らない栄養素を食事とサプリメントで補います。

このサプリメントの量がとても多く、金額も高くなります。
私の患者さんも以前、分子整合栄養医学をやっていましたが、月10万円程の金額になっていました。

全ての方がその様な金額ではありませんので誤解の無いように。

 

私はこの方法に疑問を感じています。

自分の検査結果を見て、食生活や生活習慣を正すのはとても大切ですね。
しかし「 足らないから足しましょう」と言いますが、一生足し続けるのでしょうか?

何故同じ物を食べているの夫婦が違う病気になるのでしょうか?
大学で4年間寮に入り、ほぼ同じものを食べているのに、何故体型はマチマチになるのでしょうか?

コレは遺伝子の違いですね。川本治療所では、その個人の弱い部分を強くする治療をします。

まず背骨を診ます。
①脳から出た神経は背骨を経由して臓器や器官に分布しています。
②背骨がズレていると神経が圧迫され、臓器や器官に命令低下が起こります。
③患者さんに、弱いところを知らせ、自宅でも自己指圧して頂きます。
④歯の矯正の治療のように、徐々に背骨を緩めていきます。

上記したことを実践し神経伝達を活性させます。

 内臓が弱い人は、栄養療法だけでは治らないと私は考えています。
何故その内臓や器官が弱くなっているのかを治す事が大事です。

また自律神経の緊張で内蔵の働きが悪くなってる場合は「手で治療をする事」が一番大切になると考えています。

なぜなら、手で皮膚を刺激することで自律神経を整えるからです。怖がって泣いている赤ちゃんは、抱っこしてあげるのが一番です。

長い間の緊張や病気との闘いで疲弊した、副腎にビタミンCや良質の脂質を補充するのは賛成です。
何故なら病気と闘う為の大事な臓器が疲れていては病気に勝てません。

病気中に栄養素を補助するのも賛成です。

しかし、「何故その方がその病気になったのか」・「何故その栄養素が足りなくなるのか」の根本を治していかねばならないと思います。

日本の医療も薬物一辺倒から、栄養学を取り入れる良い方向に向こうとしています。

そういう意味では、分子整合栄養医学はとても良い方向を向いています。

ただ、血液検査をして「薬の代わりにサプリメントを出す」医学であるようにも思います。

 

病気にならないためには、

①食べた物をしっかりと消化、分解していける事

②要らない物をしっかりと外に出す排出力

③吸う、吐くをしっかりできる呼吸力

④現代(ストレス)と闘う為の「ホルモン力」

色々大事ですね、このことからみてもサプリメントや薬だけでは病気は治らないことがわかりますね。

治療可と患者さんの協力で一つずつ解決していけたらと思います。

人が病気を治す際は、薬やサプリメントだけではなく「体を触る治療行為」が加味されることが望ましいと考えます。

 

お知らせです 。ブログ内容をより掘り下げた川本治療所の考えを纏めたサイト「病気の治療所」ので詳しく述べていますので参考にしてください。

身体にことや治療法に関するお問い合わせは、HPの右上のメールアドレスをクリックしてメールして頂くか、「病気の治療所」のお問い合わせフォームよりメールしてください。

また、電話でも受け付けています。0798-33-4557です。

 

尚、皆様からのお問い合わせメールの返事は2~3日以内に返信しています。メールをしたが4日を過ぎて返事がない場合は、

携帯電話の設定がパソコンからのメールを拒否している場合がありますのでご確認ください

サブコンテンツ

このページの先頭へ