分子整合栄養医学のこと
副腎疲労、慢性疲労症候群を治療している川本治療所です。
12日、13日と東京に治療に行ってきました。 朝早い新幹線では食べる物に困ります。
今回は、この雑誌を読みながら
前日に家内にお弁当を作ってもらいました。内容は胸肉の蒸し鶏、茹で卵、スプラウトです。
これにコーヒー、アーモンドが朝食です。
私自身の糖質制限食も4年目に入りました。この4年間、風邪ひきなし、欠勤なしですので効果は実感しています。
さて、今回は、雑誌にも取り上げられていた、分子整合栄養医学の事について書きます。
川本治療所に治療に来られて方は、分子整合栄養医学をされている方も多いです。 その理由は、食事療法の考え方が似ている点が大きな理由でしょう。
分子整合栄養医学は通常の医者ではしない詳しい血液検査を実施してくれます。 自分に足らない栄養素などを教えて頂き、 食事指導もしてくれるという点では、今までの病院とは違う画期的な方法といえます。
自分では足りていると思っている栄養素が足りていないなどが血液検査を通じて確認できます。 詳しい検査データを元に、個人個人の必要なサプリメントが処方されます。
鉄、亜鉛を中心に多い人では10万以上のサプリメントが提案される場合があります。
身体の状態が、「どん底」の時には、強制的に多くの栄養素を摂取することには、異論はありません。実際に、自分に適合したサプリメントを大量に飲むことで、最悪の時期を脱することができます。
そこは、評価していい点と考えています。
ここで分子整合栄養医学について私がいつも思う事を下記に纏めます。
①このサプリメントをいつ迄、飲み続なければならないのか
②その人には何故、その栄養素が足らないのか?
③不足している物を長期の間補うと、身体は自分自身で栄養素を合成することを「サボり」体内で作らなくなるなではないか?
④メガ(大量)・サプリメントを飲むだけでは、根本的な治療にはならないのではないか?
⑤身体の弱い箇所を改善に導く治療をセットしたらより良いのではないか
上記したようなことを考えています。
詳細な血液検査は受けたほうが望ましいと私も思います。
では川本療法の考えは
①食事療法は分子整合栄養医学とほぼ同じ考えである
②サプリメントは、ビタミンC、必須脂肪酸を使うが中心はサプリメントではなく「機能性食品」を使う(ビール酵母粉末、小麦胚芽粉末、生薬など)
③ただ、サプリメントでもDHEAやアドレナルのようなホルモンを補充するものは使わない方針である
④その人の弱っている臓器を回復させる治療をする
⑤治療をすることで身体を回復傾向にもっていくため、サプリメントを減らしていった際にも自分自身で栄養素が合成できる様になる。
⑤手で触り、コミニュケーションをとることで、 自律神経が落ち着き画期的な効果が生まれる
この様な治療をしています。
東京で治療したIさんも、分子整合栄養医学のサプリメントを飲んでると何とか動けるが、一度やめて見たら、またどん底の状態になったため、サイド分子整合医学にお世話になった。
が、、、、検査してサプリメントの処方だけ。 「この方法は、普通の医者が検査して薬を出しているのと、変わりがないのでは」と感じ出して 川本治療所に連絡を頂きました。
サプリメントや漢方薬も一時的には、有効であり必須な場合があります。
しかし、問題は なぜ、私はこの栄養素が不足するのか? なぜ、食べても吸収されないのか? 何処の箇所が悪くてこの様な症状がつずくのか? など、の疑問をもって下さい。
その解決は、「治療」をしなければ解決はしないと思います。 貴方の弱い箇所を治療しながら、足りていない栄養素を補充し、できだけ早く自分自身で栄養素を「吸収」「分解」「合成」できるようにしていくことがベストではないでしょうか?
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