IGA腎症の続き

川本治療所です。今日はIGA腎症の続きです。

2006年から久留米大学で慢性腎炎の新たな治療法が行われています。

IGA腎症の多くが扁桃炎になり、そこでIGAタンパクが大量に作られている事に着目。

まずは扁桃の摘出で「IGA生産基地の源」を絶ち、ステロイドの大量投与で糸球体の炎症を引き起こすシステムを壊す治療です。

血尿が出て3年以内に治療を始めれば95%以上の方が改善しととの事、 しかし8年以上が経ってしまっている患者さんでは完治率が40%まで落ち込む結果となった。と発表しています。

今まで治療法がない慢性腎炎の方には、嬉しい報告です。

川本治療所も慢性腎炎の原因は、まず風邪引き体質のお子さんが扁桃線に炎症がでて、その後腎炎になるのてんでは久留米医大と同じ考えです。

しかし。 ココで疑問です。

扁桃が発信源だから、其処を手術でいいのですか?  と思います。

川本治療所では、扁桃が弱い理由をこう考えています。
①幼少期は「肺」機能がまだ弱く、肺が細菌に侵されないように扁桃が頑張っている。
②遺伝的に扁桃が弱く、細菌やウイルスをやっつける事が出来ず増殖されてしまう。

この「①、②」の原因を幼少期に回避出来ればと考えています。

脳から出た神経は背骨を経由して臓器に分布しています。
肺に分布する神経は脳から出て胸椎3番目を経由して肺に行きます。 遺伝的に胸椎の3番が変位していると、神経伝達がうまく行かず肺機能が低下します。

また、扁桃が遺伝的に弱いのは頚椎(首の骨)の4・5・6番目又は胸椎の3番目の変位があり扁桃に神経伝達がうまく行かず、扁桃が弱くなります。

 

人体神経系図

 
神経伝達がうまく行かなければ、酸素も栄養も行きにくくなります。

何故背骨がズレるのでしょうか? それは、遺伝です、 背格好や歯並びが両親に似るように背骨のズレも似ています。

幼少期の風邪引き体質の改善が、一番のポイントです。

川本治療所では、風邪はインフルエンザなどの流行性の風邪以外は、体内に共存共生してる、雑菌群が体調不良で増え過ぎてきて扁桃にはびこる現象と考えています。

ようするに、元々体にいた雑菌がはびこり、はびこった雑菌を過剰に攻撃してしまう。いわゆる自己免疫疾患と考えています。

同じように体調不良で腎臓に共存している雑菌群が、腎臓にもはびこり、その雑菌群を白血球が過剰攻撃してしまいます。

そうすると、糸球体に傷が着き、その傷を治す為にタンパク質が沈着するようになり、そのタンパク質が尿中に出てくるわけですね。

食べるタンパク質とは関係が無いように思いませんか?

それは、又語るとして。

IGA腎症の治療は、早ければ早いほど効果がでます。

一度来院頂ければ、お母様に治療方法をお伝えして、家で治療をして頂きます。

子供副腎指圧風景

 
ではどの様にして扁桃を強くして、腎障害を防ぐのでしょうか?
次は、この方法をお伝えして行きたいと思います。

お知らせです 。ブログ内容をより掘り下げた川本治療所の考えを纏めたサイト「病気の治療所」のこのページで詳しく述べていますので参考にしてください。

身体にことや治療法に関するお問い合わせは、HPの右上のメールアドレスをクリックしてメールして頂くか、「病気の治療所」のお問い合わせフォームよりメールしてください。

また、電話でも受け付けています。0798-33-4557です。

 

尚、皆様からのお問い合わせメールの返事は2~3日以内に返信しています。メールをしたが4日を過ぎて返事がない場合は、

携帯電話の設定がパソコンからのメールを拒否している場合がありますのでご確認ください

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ