副腎疲労とプロゲステロン低下

川本治療所です。
お薦め出来ないほど読みにくいが、お薦めしたい「本」が
「7つの習慣」スティーブンR*ゴウィー著
この本を全部を読める人は、余程の本好き。 気になる所だけを読んでもためになりますよ。(アマゾンの中古購入をお薦めします)
ビジネス寄りの本の内容の様に感じますが、病気を治して行くのもこの本にかいてあるような「習慣」作りが大事と思います。
今日は 「副腎疲労とプロゲステロン低下」について
ストレスと戦う臓器=副腎です。
その際、副腎髄質からアドレナリンが分泌されます。
しかし ストレスが続くと副腎皮質からコルチゾンが分泌されます。
ここで覚えておいて欲しい事があります。
コルチゾン(副腎皮質ホルモン)も プロゲステロン(黄体ホルモン)も エストロゲン(卵胞ホルモン)も
大元の「材料」はというと、肝臓が作るコレステロールなんです。
このコレステロールから作られるホルモンを「ステロイドホルモン」と言います。
ステロイドホルモンは ①副腎皮質ホルモン  ②男女の性腺ホルモン の事を言います。
コレステロールがホルモンの材料?? と思う方が多いと思いますが、実際はそうなのです。
日本国はコレステロール=悪 ですね。これはとても困った勘違いの情報を医療側が流しています。また、その情報で多くの人がコレステロールを含む食品を食べなくなっています。
今日から、思考を転換するをお願いします。
上質のタンパク質と脂質がコレステロール主な材料です。そこに少量の複合炭水化物・ビタミン・ミネラルが加わり肝臓でコレステロールが合成されます。
コレステロールになる材料を食し、上質のコレステロールを「肝臓」で作ってもらわないと良いホルモンができない」 という思考に転換して下さいね。
玄米菜食が過ぎると「生理が止まる」理由がご理解出来るかと思います。そうですね、ホルモンの材料である動物性のタンパクや脂質を食べないからですね。
話は戻り、 副腎皮質で作られるコルチゾンは、 ①ストレスの対応  ②炎症や痛みがあるとき  ③血糖値のコントロール
などに対応するホルモンです。
ストレスなどで、コルチゾンや他の副腎皮質ホルモンが多く作られます。その際には肝臓で合成したコレステロールの大部分を副腎が消費してしまいます。
副腎にホルモンの材料(コレステロール)を奪われた卵巣には、材料が届かなくなり「プロゲステロン」の合成ができにくくなります。
ようするに、プロゲステロンの量・質が低下して、生理が乱れたり、 女性特有の嫌な症状が多くでます。
特に生理前には甘い物が強烈にほしくなったり、食欲が抑えられなくなります。その背景には質・量の満たされないホルモンが関係しています。
また甘いものをたべると食後に高血糖になり、その後、急激に血糖値が下がる状態=不安、震え、イライラなどの症状がでます。
その症状を低血糖と言います。
この低血糖の際に、コルチゾンというホルモンが副腎から分泌されて血糖値を正常に戻そうとします。
ストレスが多い現代人は副腎ホルモンが必要なために、ホルモンの材料が副腎に奪われ卵巣には届きにくいことはお伝えしました。
その結果、女性ホルモンのバランスが乱れ、イライラから1日中、甘い物を食べている女性が多くいます。
そのことで1日に5~6回ほど高血糖になりその後に低血糖になっています。
5~6回起きる低血糖の際にその度、コルチゾンホルモンが分泌されます。そのことで副腎には更に、コレステロールが必要になります。
上記ホルモンはプロゲステロンと材料を共有していますから、結果プロゲステロンの生成能力も低下してしまします。
そうなると今度は甲状腺機能も低下(橋本病)に移行してしまいます。ややこしくなってきましたが、 頑張って覚えて下さいね。一旦終わりまして、また続きはまた。
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