免疫が高い、低いの話

川本治療所です。
前回ブログでアップしたセミナー風景

セミナー画像 ②

 
前回アップするのを忘れていたので、 ご参考迄に。

 

今日は良く耳にします。「免疫力」のお話し。

順天堂大学の竹田教授は免疫力が高い、低いは何を指しているのかを説明しています。

これは、「NK活性」という尺度で評価出来るそうです。

NK細胞の働きが測れるんですね(川本)

免疫の仕組み 画像

 
白血球の一種にリンパ球があります。

このリンパ球の一つであるNK細胞が主役になるのが=自然免疫
このNK細胞は身体の中の「異物」を 「外敵」と見分け真っ先に攻撃をし掛けます。

未知の微生物やウイルスが相手でも「即座」に対応する能力があります。

 

此処で問題が生じます。相手に対し「どの程度正しく反応出来るかに個人差がある」と説明しています。

それを測る方法があるそうです。

NK細胞に特定のがん細胞を与え、4時間でそのうちに何%を殺す事が出来るか、を調べるそうです。(アップした写真参考)

例えば5個のがん細胞を、各個人のNK細胞に与え、5個中何個のがん細胞を殺すかで数値化しています。

年齢では20歳代がピークで、加齢と共に下がると説明されています。

注目は 同じ人でも、日によって「値」が上下する点だそうです。

最もマイナスの影響が大きのが「ストレス」を受けた場合と述べています。試験に落ちる、失恋るなどで、値が大きく変動。
人によっては20%も低下するそうです。

食べ物では、高齢者142人で、牛乳とヨーグルトに分けて8~12週摂取後にNK活性を調査。
ヨーグルトを食べていたグループはNK細胞が活性して、牛乳より効果があったそうです。

「運動」では、不思議な事に、NK活性を下げるらしいです。運動は一時的には「値」が上がるものの、
激しい運動では落ち込みが大きく、NK活性だけをみれば、激しい運動は身体にとってマイナスとなります。

確かに、トライアスロンの選手は癌になる確率が高いのもうなずけますね。(川本)

 

ただこの実験ではマウスでは、反応が起きずメカニズムはまだまだ未知のようです。
上記のような実験が始まった事はとても大きな進歩ですね。

ストレスで免疫が低下する。 ストレスに影響を受ける臓器これは 副腎です。したがって副腎を回復できれば、少々のストレスにも負けない、身体になるということえすね。無理やり副腎にこじつけた感がありますね(笑)

 

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