40代男性ーアトピー性皮膚炎回復事例・頸椎ヘルニアも回復しました

・Gさん 40代男性 2020年来院

既往歴

 ・小児アトピー性皮膚炎(出血や浸出液を伴う)

・小児喘息

・アレルギー性鼻炎から無臭傾向に

・ガス腹

・頸椎ヘルニアで腕の痺れアリ、胸郭出口も狭窄していると診断を受けている

 

小児の頃、喘息とアトピー性皮膚炎を発症

成長過程で、アトピー性皮膚炎は、小康状態になっていましたが大学受験時、また就職時期から再発

来院当初は、浸出液が出ていたり、掻きむしることで出血もありました。

また、皮膚が乾燥し剥がれ落ちる状態でした

来院前は大阪で漢方治療で有名な病院に通院していましたが、効果がでなく、川本治療所に、、、、

 

あと、もう一つ、困ったことに、頸椎ヘルニアも併発 左腕の痛みと手先の感覚が鈍く、生活に困るほどでした

アトピー性皮膚炎への対応と頸椎ヘルニアの対応をお伝えし、長い長い、問診・説明を聞いて頂き治療開始しました

頸椎ヘルニア、2回の治療と自宅で行う「宿題」で軽減

川本治療所は慢性内蔵疾患しかみないのでは? と、思われていますが、実は、姿勢の改善も指導させて頂きます。何故なら、姿勢が悪いことで内臓の働きが低下するからです

 

まず、Gさんに、Gさんがなぜ、左頸椎ヘルニアになるかを説明、、、、ご自身の座り姿勢、立ち姿勢、歩き方をチェックし、欠点を理解してもらいます

その欠点を改善する自宅で行う「宿題」の提案

そして、寝る時に目から鱗の2種類(うつむせ寝・上向き寝)の寝方を伝授

元々、メカニックな事が好きなGさん、理屈が分かったので、自宅での宿題を実践してくれました

治療2回目に来た時、Gさんから「80%ほど痛み、痺れは無くなりました」と報告を受けました

読者さんは、この結果に「噓でしょ」と、思われますね、、、、

頸椎ヘルニアは頸椎がズレて神経が圧迫されて発症します。その頸椎が、なぜ、ズレてしまったのか?

そのメカニズムを理解して頂き、生活の中でのその人の「所作の癖」を治し、ズレている頸椎への負担を軽減します

そのことが上手くいくと、神経の圧迫から解放され、痛み・痺れが軽減するのです

注)黄色靭帯骨化症など、難しい疾患もありますので、全てが上記のように改善することはありません

 

●小児アトピー皮膚炎、受験・就職時に悪化、、、、、改善傾向です

写真は改善に向かっているものです 皆さんそうですが、アトピー性皮膚炎の方は、皮膚が炎症を起こしている時の写真をお持ちでない方がほとんどです そのお気持ちは分かります

2020年、最初月2回の施術、現在は月1回の施術です。来院時の時の酷い状態から約2年で回復しました 写真は2025年に撮らせて頂きました

Gさんの日々の努力と私の提案を受け入れてくれ実践して頂いた結果です

あと、以前に通っていた漢方医がステロイドを使用しない方針だったことで、ステロイドを使っていなかったことも良かったと感じています

 

●川本治療所での提案

アトピー性皮膚炎の「原因は解明されていません」

そこで、私は、「2次的アトピー性皮膚炎を起こさせない」手法をお伝えします

アトピー性皮膚炎の方は、アトピー性皮膚炎を治したいと思われます、、、、当然ですね

しかし、私は、アトピー性皮膚炎を「根本から治すことは時間がかかり過ぎる」と考えています。そこで、提案することは

①皮膚・粘膜に水を溜めることで、アレルギー反応を抑制する

②「①」のことができないと、軽度な刺激でもアレルギー反応が起き、それがきっかけになり、アトピー性皮膚炎も悪化するからです

③体内から発生する代謝物(毒素)も体内でアレルギー反応が起き、そのことがきっかけでアトピー性皮膚炎が悪化します、、、、多忙な時、ストレス時に悪化するのは体内で生産される毒素が原因と考えています

④疲弊した副腎を回復させるために、神経指圧をする(自宅でもして頂く)

 

上記の為に、オーブス社に依頼いているオリジナルの飲用水や皮膚に散布するお水を使用

体内から発生する毒素を減らすために2~3種のサプリメント

乾燥が酷い時は、それを軽減するオイルも使用(オイルはできるだけ使わないですが、、、)

 

治療時に生体水を飲むことの重要性を理解して頂きました。徐々に生体水を飲む量を1日、2,5リットルを最低ノルマにし実践して頂きました。

上記の事を実践して頂いた結果、皮膚の乾燥する時期でも例年よりもマシに過ごせるようになってきました。

しかし、まだ、仕事量が増えたり、ストレス増加で、悪化を繰り返す時期がありました。その時は治療回数を増やし副腎を回復させることを重視した施術をします

そのことを地道に実践することで、疲労状態やストレス過多でも皮膚炎は悪化しにくくなってきました。

 

治療開始(2020年)からですが1年後には、冬場の乾燥する時期や夏場の汗をかく季節でも、痒みは軽減、皮膚が剥がれ落ちなくなり、安定傾向に向かいました

また、以前から、鼻炎がひどく臭いが分からなかっ西洋医学の薬を飲んでも効果が現れなかった。

しかし、提案したことを実践することで、鼻炎や匂いも改善傾向に、、、、このように、日々のアレルギー反応を抑制することが持病(Gさんの場合はアトピー性皮膚炎)の悪化を防ぐのです

サブコンテンツ

このページの先頭へ