海外在住のお二人から甲状腺疾患について質問いただき返答しました。

西宮の川本治療所です 下記参考にしてください

 

1つ目の海外在住の方から甲状腺についての質問と返答

こんにちは。川本です。動画を見て頂きありがとうございます。

私は2週間前に血液検査でTSH46.6で甲状腺機能低下症と言われました。

その検査の日に子宮筋腫縮小のための注射を打ちに行ったついでに受けた血液検査で見つかったので、ちょっとショックでしたが。

昨年夏に検査した時は3.23でしたので数値だけ見るとびっくりしてしまって。 明後日主治医との電話診療がありそれで薬を処方していただけるとおもうのですが。。。

今私はワシントン州に住んでいます。昨年夏に生理過多で倒れて救急車で運ばれてからやっと落ち着くかなっと思った矢先に甲状腺。流石に気も滅入って浮腫もひどくほんとに辛い病気です。薬が処方されれば少しは楽になるものですか?

 

お答えさせて頂きます。

TSHは国によって表記が変わることもあるのですが、TSH46,6とありますがこの数値の続きは「ulU/ml」でしょうか?

まず、理解して欲しいことは「ホルモン」とは、「身体の不具合を調整してくれる物質」です

例えば、身体内で異常が起きたとします、その際、身体はこの異常は、「血液やリンパ液で調整するのか」「白血球やリンパ球(免疫)で調整するのか」「神経系で調整するのか」

または「ホルモンで調整するのか」を選択します

 

今回の場合は女性ホルモンに異常がでたこと(背景に副腎ホルモン疲労)で、身体は「ホルモンを使って体内を調整しようと頑張ってくれたのです」

つまり、今回の甲状腺機能低下症の発症の背景には「ホルモンを駆使して体内を何とか調整しなければならない状態」があると私は考えます

 

しかし、現代医療は、その数値が上がったことが「悪」で、その数値を下げると「解決」といいますが はたしてそうでしょうか?

 

身体内の異常をホルモンを駆使して一生懸命に調整してくれた結果、TSHが異常に、、、、、、、その背景を治すしていくプログラムを組んでいくべきと思います。

 

宜しくお願い致します。

 

 

●2つ目の海外在住の方からの質問への返答

川本先生、素晴らしい動画をありがとうございました😊。

動画を見て頂きありがとうございます。

わたしは2009年に右の甲状腺を取りました。幸いお薬を飲まなくても良いと言われ、食生活(レクチンライト食), 運動、睡眠に気をつけて海外で生活してます。

レクチンを減らす食事を取り入れているようで流石、「海外は情報が隔たりなく伝わっていますね」

日本では、レクチンを含む食材は栄養の宝庫のように崇められていますよ。

わたしは幼少から手足が人一倍すぐに冷え、冷えたらまず暖かくならず、、生理痛も酷かったですし、右だけの浮腫が常にありました。先生のおっしゃる通り、なんでなんだろう35年ずっと思い続けていましたが、最近分子栄養学のテストを受け、カンジダだと判明しました。

ですが、きっと、橋本病でありカンジダでもあるのかなと、最近橋本病のことについて調べてみて思っています。

幸い、住んでいる国が暑い国ですので、寒さに関しては症状が出ませんが、日本に10月に帰国した際に、やはり手足が冷えました。。私だけ、、左だけの甲状腺だけですが、T3・T4・THSは普通でした。

浮腫は塩気のものや、運動しなかったり、水分不足になると右だけ腫れます。。なぜなんでしょうか。

眉毛も左右とも無いに近いです。昔は本当に朝起きれず、だるく、眠気が襲いかかってましたが、今はありません。intermittent fasting も18-22時間くらいします。 冷えがなくならない限り、橋下病の疑いがあるという事なんでしょうか!

 

まず、冷えに異常に弱く、そのことがきっかけに体調が悪化するのは甲状腺機能が弱いことが推測されます

次に生理痛が酷いのは、卵巣機能自体が弱い(腰椎2・3のズレ)や背景に副腎ホルモンの低下が関係していることが多いです。

感覚器官の感受性が強すぎ、副腎ホルモンを使いすぎ、その結果、卵巣ホルモンに乱れがでます。

副腎ホルモン低下に続き、卵巣ホルモンが低下すると体内の恒常性を維持するためのホルモン量が足らず

視床下部が今度は「甲状腺をターゲットにして」甲状腺にホルモンの生産を過剰に促します

 

視床下部→下垂体から甲状腺にホルモンを生産しなさいという信号が頻繁に放出されることで甲状腺の受容体は、下垂体からの放出ホルモンの刺激で炎症が起きます(川本理論)

ただ、甲状腺機能は1つ摘出しても、他の甲状腺が何とか補っているので薬がいらない状況と推測されます

 

カンジタ菌類は体内環境が悪化すると増え、体内環境が安定していると減少します 薬でカンジタ菌の撲滅は難しいと私は思っています

また、副腎ホルモンなどのホルモンを駆使する体質の方は、ウイルスなどの増殖は抑制できている反面、カンジタ菌やヘルペスウイルスは体内で増殖傾向になります

川本治療所では、体内環境を整えカンジタ菌類が蔓延りにくくする自宅ケアや生体水をお勧めしています

 

体内環境が悪化することで、頭皮や眉毛の毛根のPHに乱れがでて脱毛になることが推測されます 他にもヘルペス類の影響、化学物質の排出能力低下で髪の毛や眉毛の毛根にダメージがでているかもです

 

右足の浮腫みについては、先天的に右足への神経の流れの悪さ・右足の内また傾向などにより、右足への血液・リンパ液の流れが弱いことが推測されます

また、人は、弱い箇所を治そうと、弱い箇所に優先的に「体液」を運ぶことで浮腫になります

 

下半身への自己指圧、遠隔治療でも内また(姿勢)改善、そして、生体水化された水の飲用をお勧めします 浮腫みをとるのは「浮腫ませている体液」を持ち帰ることのできる

密度のある水が必要と考えています

 

冷えの原因は甲状腺機能低下もありますが他にもミトコンドリア機能の低下があります ミトコンドリアが活性するとエネルギー(熱)が生産されます

したがって、冷えの改善はヘモグロビンの活性・呼吸改善・サプリメントによるミトコンドリアの活性が必要と考えています

宜しくお願い致します。

 

 

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