欧米諸国は「オイルマッサージ」・アジア圏は「痛いマッサージ」その違いは?

兵庫県西宮で施術している川本治療所 川本です。

毎月東京の青山一丁目 名古屋の伏見にも施術に行っています

遠方の方はそちらでの施術をご検討ください。

尚、、コロナウイルスが落ち着きましたら九州の博多でも施術を行います

 

■■4月18日 西宮セミナー 1枠募集

18日西宮でのセミナー、1枠キャンセルが出ましたのでお知らせです

このような時期ですが、大きな部屋で少人数での開催となります。

http://simmer-ex.com/L37484/b0/1t8271

詳細・申し込み方法はここをご覧ください。

 

■■時代によって皮膚感覚は変わる

皆様の中にも「痛い刺激・冷たい刺激」に対し敏感になられている方がいると思います。

そのようになる原因は「副腎髄質や脳の一部で生産されるノルアドレナリン」が関係している可能性があります。

 

ノルアドレナリンは「記憶」や「短期集中」などに関係していますが、他に「痛み」にも大きく関与しています。

欧米はオイルマッサージ、台湾やタイ式は「痛い刺激」と場所によって刺激の「圧」が大きく異なります。

それでは、日本は? 私の祖父が施術していた昭和の初めは、いわゆる「あんま」という技法を施す方が多くいました。

その時代のあんまはとにかく「強く揉み、痛たたー」みたいな刺激法でした。

「あんま」に長く通われている人は、「あんまダコ」といって皮膚は硬くなり、深部には刺激による内出血のなごりの「しこり」がゴツゴツとできるほどの「圧」でした。

 

私の祖父は昭和11年兵庫県で開院、祖父の弟さんは昭和18年ぐらいに四国で開院していましたが、

四国のおじさんの手の指は、すごく変形してそうです。なぜなら、兵庫よりも田舎の四国ほうが「キツイ圧」を望まれる方が多かったからと聞いています。

 

■ストレスと長く戦っていると痛いことが嫌になる

ストレス下に長く晒されている欧米諸国は、痛い施術を嫌がる傾向が強いのです。

また、痛いだけではなく、素手で素肌をマッサージされることさえ嫌うのです。

 

したがって、オイルマッサージなのです。

 

皆様はオイルを使うことで「滑りがよく気持ちいい」と感じていると思われますが、それも1つの要因です。しかし、大きな

要因は「オイルが素手と皮膚を直接触れない緩衝作用」になっていることがあるのですね。

 

後進国は、日々、一生懸命に生き、そのこと自体ストレスと感じていない傾向があります。

したがって、台湾やタイで施術を受けると、昔の日本同様「痛たたー、得した気分」みたいな施術なのですね。

 

それでは、今の日本は? 周りをみても、いわゆる「あんま屋」さんの看板はお目にかかりません。

 

つまり、高度成長し欧米並みの生活ができること、多くの知識がついたこと、現状から悪い生活になりたくないことなどで「かえってストレスを感じる」ようになり、「痛すぎる刺激を嫌う傾向が強まっています」

 

■皮膚の情報が脳に届く

上述してきたように、ストレス下に長く晒されていると、皮膚感覚が敏感になることで、痛すぎる刺激を嫌うようになります。

 

皮膚感覚が過敏過ぎると、例えば10段階で3レベルの痛み刺激でも、「10レベル」に感じてしまうのです。

 

そのような状態の1つが、「線維筋痛症」です。

 

「線維筋痛症」の患者さんを診ていますが、とても、とても、敏体です。

 

その背景に、冒頭で御伝えした「ノルアドレナリン」が関係しています。

「ノルアドレナリン」の質や量が低下すると「痛みを抑制できません」。

そのことで、いわゆるロキソニンなどの消炎鎮痛剤の効果があまり出ないケースが多く、そのことで心療内科などで処方される「安定剤類」の方が痛みを抑制してくれます。

ノルアドレナリンは副腎髄質と脳の一部から放出されます。ストレスにいち早く反応し、多種のホルモンを生産する「副腎」、、、、、、、いかに副腎が大切かがご理解していただけるかと思います。

 

■理想は「痛すぎないが効く刺激」である

優しい刺激だけでは病気は治りません、痛すぎたり下手すぎたりする刺激は現代人には、「かえってマイナス」になります。

 

川本治療所では「痛すぎないが効く」施術を目指しています。また、自宅ケアでもそのことを重視して指導しています。

 

また、家族が家族を刺激する際も「最初は下手でも、直ぐに上手くなって、せがまれるようになりますよ」とお話ししています。

 

現代人は繊細で、皮膚感覚は過敏です。その過敏をほっておくと、

 

1、冷たい空気

2、低気圧

3、花粉・PM2,5・黄砂・化学物質・食材など

4、人の気配

5、あらゆる皮膚への刺激

 

上記したように、色々なことに過剰に反応してしまい、そのたびに副腎→脳ルートが作動します。

したがって、皮膚を地道に「痛すぎない効く刺激」で継続刺激していくことが重要です。

 

■■本当の治療をお探しの方は「病気の治療所」のお問い合わせフォーム

http://simmer-ex.com/L37484/b0/2t8271 に現在の状態や悩んでいることを記載してください。

 

電話でのお問い合わせも可能です 0798-33-4557 川本治療所

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