15年間苦しんだ「躁鬱(そううつ)」、薬12錠が1錠に減らせました

西宮の川本治療所です

(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。

川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。

医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。

今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。

 

今回は30代後半のHさん 15年間に及ぶ躁鬱(そううつ)の症状で来院、他にもアレルギーや不眠症で悩んでおられました

来院当時、精神薬リーマス・ドグマチール・デパケン等、12錠服用していました。その副作用で血小板減少症なども発症

分子整合栄養療法にも通い、亜鉛を筆頭に多種のサプリメント療法を2年続けるも回復せずに、

鬱を克服した友人にサプリメントを選んでもらうような日々で、不調が長く続いていました。最近は軽いパニック症ほ併発するようになっていました。

紹介で来院。この方もいわゆる「頭の切れる・集中力の強いタイプ」理数系の大学を出ていてとても優秀なかたです。いつもお伝えしているように、躁鬱や副腎疲労を発症するタイプは「脳を使えるタイプ」です

脳を酷使することで、副腎に負担がかかり副腎疲労からホルモン低下症に、そして躁鬱に移行していきます。

つまり躁鬱とは「脳に必要な栄養素やホルモンが不足している状態」と考えています。

だからといって、多くサプリをとれば治ることではありません、なぜなら、自律神経が乱れていることで起こる消化する胃やすい臓の疲れ・腸からの吸収障害・肝臓の代謝機能低下などが併発しているからです。

施術4回目のときに、本人から「ウトウトと昼寝ができた、まだ不安定だが何かが今までと違う」と報告を受けました。

6回目の施術のときに、「睡眠導入剤を減らしてみた。昨日・今日と導入剤なしで眠ることができた(眠りは浅いが、、)」という報告を受けました。

7回目の施術のときに、「久しぶりに4.5日連続で外出できている、薬を減らしていけるような気がする」との報告

9回目の施術のとき「薬を1錠にして10日たったがやはり疲れが出だした」との報告。サプリメントはすべて中止しています。

10回目の施術のときに 「友人の結婚式で東京までいけた、夢のようです」との報告を受けました。

11回目 「薬をゼロにしてみたくなって、してみたら疲れだでたので1錠服用した」と報告を受ける

12回目の施術時に「調子にのって動き過ぎて、軽い精神不安が出た」「薬は1錠で何とかいけている」との報告を受けました。

1か月前から私が提案したサプリメントを3種服用して頂いています。なぜなら、減薬する際には、薬に頼っていた身体は自分自身でホルモンなどを合成する働きが低下しているからです。

私は常々、難病ほど「手での治療が必要」と言っています。薬や大量サプリメントを出すだけの治療では回復は難しいのではと長年の経験からそう思うのです。

「皮膚を触り、脳シグナルを安定させる。弱っている臓器に刺激を与え機能を回復させる」

この1時間以上にも及ぶ「手での施術をする」ことが分子整合栄養医学との大きな違いです。

医師にとって、邪魔くさい「患者さんに触る行為」これをしないと難病は回復しないと私は思っています。

 

また、身体には触れるが、体や栄養学の知識に乏しい怪しい民間療法(拝み系・気功系・ヒーリング系)でも回復は難しいと考えています。(中には本物の先生がいますが、、、)

治療家が病気を治すには、施術力・知識・信念が必要です。それに患者さんとの関係性も大切です。

 

今回の減薬の指示は私は指導していません。本人と心療内科の先生とのやり取りを紹介しました。

なお、躁鬱(そううつ)の回復は今回のように、そう簡単にいくものではありません。個人差や家族の協力、また、自分での自己指圧や食事法の努力などに大きく影響されます。

 

お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「副腎と病気の関係」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。

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