腸内細菌が出す毒素が肝臓を疲弊させる

 人を健康にするキーマンは「腸」といわれている
最近のテレビや雑誌の広告で、腸内細菌の重要性が取り上げられています。皆様もご存じのように、人の腸には多くの腸内細菌が生息しています。その細菌には、善玉菌と悪玉菌があるといわれています。

 

一般的に「腸の環境が悪いと病気になる」といわれている真意は「腸内環境が悪くなり悪玉菌が増えることで、悪玉菌が作るガスが発生するから」ということです。

 

 悪玉菌が増える理由
腸内の環境を良い状態に保つには、腸内細菌の善玉菌を増やし悪玉菌を減らすことです。しかし、そのことがとても難しいのです。なぜなら、現代は悪玉菌が増えてしまう環境が多くあるからです。ここで、悪玉菌が増える理由をまとめます。

 

 ・ストレスと腸内細菌の関係:
ストレスが腸内細菌に関係するといわれても「本当かな」と思ってしまいますが、冷静に考えると、「ストレスを受けたらお腹が痛くなった」「緊張が続くと下痢になった」「旅行に行くと決まって便秘になる」といった経験をしていると思います。

 

ようするに、精神状態と腸は大きな関わりがあるのです。現代に生きる人は、多くのストレスと戦っています。そのことで、腸内環境が乱れ悪玉菌が増殖し大量のガスを発生させます。

 

 ・小麦グルテンの影響:
現代に生きる人はパンやラーメンなどの小麦加工食品を多く摂取しますが、小麦を加工して食品を作る際に小麦グルテンを添加します。この小麦グルテンは、腸内に生息しているカンジタ菌などのエサになります。

 

カンジタ菌などは、小麦グルテンをエサに増殖し大量のガスを発生させます。

 

また、現代に生きる人は糖質も多く摂取します。悪玉菌の代表、グラム陰性菌は糖質をエサに増殖し大量のガスを発生させます。

 

 ・酸化油の過剰摂取による影響:
現代に生きる人で一番不足している栄養素は良質の油です。一見、油は食事から多く摂取しているように思いますが、それらは天ぷらや唐揚げ、またはドーナツなど植物油を高温で調理した酸化油です。

 

食事から摂った油の処理は胆汁がおこないます。胆汁は肝臓で造られますが、その材料は肝臓が造るコレステロールです。しかし、肝臓が疲弊していると「質の悪いコレステロール」が合成されます。質の悪いコレステロールは小腸から吸収されずに大腸に達し下痢になります。そのことで腸内細菌のバランスが崩れます。

 

 ・食物繊維と糖質を一緒に食べる影響:
日本人ほど食物繊維や乳酸菌を摂っている民族はいません。しかし、日本人の多くは便秘に悩まされています。その理由に、食物繊維と一緒に糖質を摂る習慣があるからです。

 

例えば、サツマイモや栗を多めに食べるとお腹が張り、ガス(おなら)が出ます。日本では、サツマイモは「便通に良い」といわれていますが、実際はガスでお腹が張り、便意は起きず便秘傾向になります。

 

なぜなら、腸内は体温が高い環境です。そこに食物線維と糖が加わると腸内発酵が始まりガスが発生するからです。

 

また、人の体には食物繊維を分解する酵素がありません。腸内に達した食物繊維は、腸内細菌が出すイースト(カビ)類の作用で腐敗発酵させ分解します。その際にも多くのガスが発生します。

 

 肝臓がガスの処理に追われ疲弊する
肝臓は食品添加物や化学合成物質などの解毒を一手に引き受けています。また、現代に生きる人は多くのストレスがあり、その影響で体内では大量の活性酸素が発生しています。その分解も肝臓が中心となっておこなっています。

 

上記したことだけでも肝臓は疲弊しそうなものですが、さらに腸内で発生するガスの処理の仕事が加わり肝臓機能が低下している人が増えています。

 

一昔前まで、肝臓に負担をかける食品は「アルコール」といわれてきました。しかし近年は、アルコールを飲まない人が検査で肝機能低下を指摘されます。その症状を非アルコール性肝炎といいます。

 

近年、非アルコール性肝炎が増えているのは、上述したように、肝臓しか持ちえない「解毒」の作業が増えたことが挙げられます。そのことを助長しているのが、腸内で発生しているガスの存在です。

 

 肝臓での腸内ガスの処理が低下することで発症する病気
肝臓は体内で唯一の解毒能力がある臓器です。したがって、ほとんどの毒素は肝臓に運びこまれ、肝臓は休むことなく解毒作業を続けます。しかし、悪い環境を変える努力をしないと、やがて肝臓も疲弊し、体内毒素の解毒力が低下します。

 

ここで肝臓機能が低下し、腸内から発生するガスを処理できない場合に発症する症状をまとめます。

 

 @食後の腹部膨満感やゲップが頻繁に出る

 

 A歯ぎしりをするなど緊張状態で寝ている

 

 B頭痛が頻繁に起きる

 

 C慢性的な貧血がある

 

 D太り過ぎる、または痩せ過ぎる

 

 E自律神経のアンバランス

 

 F乾燥肌やアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患

 

 G口臭が臭い

 

 H栄養吸収障害などの内臓違和感

 

 I無呼吸症候群である 

 

 J原因不明の慢性的な疲労が続く(慢性疲労症候群)

 

上記したような症状の発症原因に腸内のガスが関係しています。しかし、上記したのは氷山の一角であり、想像している以上に腸内ガスの影響を受けて発症している病気は多くあると推測されます。

 

現代人が抱える体調不良の原因は、病院での検査では分からないことが多くあります。そのような症状が出る理由の1つに、「腸内から発生するガスを肝臓が処理できなきなることで発症している」ということを認識してください。

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