コーヒーは肝臓に良いのか悪いのか:肝臓に悪い理由

 「コーヒーは肝臓に良いのか悪いのか」
肝臓は内臓の中で唯一、解毒能力があります。現代に生きる人は、いやおなしに食品添加物や化学物質を取込んでいます。それらを体内で解毒する作用を一手に引き受けているのが肝臓です。

 

そのことで、現代人の肝臓は疲弊しています。その肝臓に対し、コーヒーは良いのかそれとも悪いのかという論議があります。その答えはコーヒーの鮮度によって、肝臓を助けたり、負担をかけたりします。

 

コーヒーが肝臓に良い理由」は、前ページで述べていますので参考にして下さい。

 

ここでは、酸化したコーヒーが肝臓にとって悪い影響を与える理由を述べていきます。

 

 コーヒーとお茶類との違い
一般的にお茶類は「葉っぱ」を使い、コーヒーは「種」を使っています。では、葉っぱと種との大きな違いは何かというと、種は油脂を含んでおり葉っぱには油脂がないことです。

 

お茶類は熱で蒸らした後、乾燥させ長期保存することが可能です。一方、コーヒーは焙煎した後、数日で油脂の酸化が始まるので長期保存はできません。しかし、一般的に売られているコーヒーの賞味期限はレギュラーコーヒーで1年、液体コーヒーで6カ月となっています。

 

例えばゴマを煎り、それを「すった」場合は、できるだけ早く食べないと味が悪くなります。その理由は、ゴマも「種」であり、煎った後はゴマに含まれる油脂の酸化が始まるからです。

 

そのことから考えるとレギュラーコーヒーの賞味期限が1年、液体コーヒーが6カ月に設定されていることに違和感を感じます。

 

「コーヒーは生鮮食品だ!」の著者一宮氏は、コーヒーの真の賞味期限は生豆を焙煎後、「豆のままで7日間、粉で3日間、たてて30分が栄養学からみて正しい賞味期限である」と述べています。

 

さらに、一宮氏は「日本で販売されているコーヒーの90%は腐敗している。いわゆる腐ったコーヒーである」と述べています。その理由を下記にまとめます。

 

 @コーヒーは焙煎後炭酸ガスを抜くために、数日間寝かせるエージングという工程が必要である

 

 Aエージング時間は、焙煎する豆の量が多いほど寝かせる時間が長くなる。

 

 B大手コーヒー会社の焙煎機は一回で600kgの豆を焙煎するのでエージングは3日以上かかる

 

 Cガス抜き(エージング)が不十分な状態で輸送すると、炭酸ガスが袋内で充満し破裂する危険がある

 

 D「C」のことを避けるために、1〜3週間は豆を寝かせてる必要がある

 

上記したように、大手焙煎工場から問屋さんに発送する時点で、コーヒー本来の正しい賞味期限の7日は過ぎている可能性が高いということです。

 

また、日本のコーヒー会社は大手でさえ自社の焙煎工場は1〜4箇所しかもっていません。少ない焙煎工場から日本全国の問屋に、焙煎した豆や粉を配達しています。そのこともコーヒー豆を劣化させる原因になっています。

 

 酸化した油脂が肝臓に負担をかける
コーヒーは「種」であり、種は油脂を含んでいることはお伝えしました。コーヒーが有する油脂は肝臓の働きを助けます。しかし、焙煎した直後〜3日が過ぎると、コーヒーに含まれる油脂の酸化がはじまります。いわゆる過酸化脂質の状態になるということです。

 

この過酸化脂質は体内に増えると、さまざまな病気を誘発する原因になるので分解しなければなりません。その仕事を一手に引き受けているのが肝臓です。

 

コーヒー好きの人は毎日2〜3杯飲みます。しかし、日本で売られているコーヒーは、焙煎して長期間が過ぎた酸化したコーヒーです。ようするに、コーヒーは好きの人は毎日、酸化したコーヒーを飲み続けています。

 

毎日2〜3杯飲む、酸化したコーヒー(過酸化脂質)の処理に、肝臓は疲弊していきます。それでも毎日、酸化したコーヒー(過酸化脂質)を飲み続けることで肝臓はさらに疲弊してしいます。

 

コーヒーで胃がもたれたり、気分が悪くなったりする理由
コーヒーを飲んだ後に胃がもたれたり、胸やけをする人がいます。そのような症状が起きる人は「胃が弱いから」と思っています。しかし実際は、市販されているコーヒーを飲んで胃もたれや胸やけが起きる人が正常です。なぜなら、酸化したコーヒーを飲んでいるからです。

 

一方、市販のコーヒーを飲んでも胃もたれや胸やけが発症しない人がいます。その人は「胃が強い」と思っていますが、実際は「感覚鈍麻タイプ」であり、酸化した油が体に悪いことが分からないタイプです。そのようなタイプの人は、質の悪い食材でも平気で食べますが、それらを処理する肝臓は悲鳴をあげています。

 

またコーヒーを飲んだら眠れなくなる人がいます。これも「酸化したコーヒーを飲んだら」という注釈がつきます。煎りたてのコーヒーに含まれているカフェインは、自律神経を安定させることで眠りにくい人は安眠方向に、また眠たい人が飲むと覚醒方向に向かいます。

 

酸化したコーヒーを飲むと眠れなくなる理由は、カフェインの影響ではなく、体内に入ってきた酸化した油脂が胃を刺激し、その処理に肝臓が働かないといけないからです。

 

 缶コーヒーは飲まないほうがよい理由
コーヒーに含まれる成分にクロロゲン酸があります。クロロゲン酸はポリフェノールの1種で強い抗酸化作用があり肝臓の働きを助ける作用があります。

 

一方、クロロゲン酸には金属と結びつくキレート作用があります。クロロゲン酸が結合しやすい金属は、鉄・銅・アルミニウムなどがあります。このキレート作用によりアルミ製の缶コーヒーではアルミニウムとクロロゲン酸が結合しアルミニウムを体内に取り込んでしまう危険性があるからです。

 

「肝臓を強くするにはどうしたらいいのか?」と患者さんから質問を受けます。その際に私は、「肝臓を強くすることは、肝臓に負担をかけないことです」とお答えしています。

 

肝臓には負担がかかっていないと思われている物質が、思ってる以上に負担をかけている場合があります。その物質の1つに酸化したコーヒーがあることを認識してください。

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