川本療法:皮膚の水を流出させない

 

お湯は水分子が粗くなり生体の水が奪われる


唐突ですが、「一番風呂は年寄りは入れるな」と聞いたことがあると思います。その理由が分かりますか?

 

「塩素の害」と答える人が多いですが、実際はそうではなく、お風呂の水と水の「隙間」に身体の水(生体水)が流れでて乾燥してしまうからです。

 

皆さんも経験があると思いますが、お湯で手を洗うと、手はカサカサします。また、お鍋でイモやカボチャを煮ると荷崩れします。

 

つまり、水に熱を加えると「水分子が多数集まり大きな粒」になります。そうなると大きな水分子と大きな水分子の間に「隙間」ができます。

 

その「隙間」に手の水分が流れ出ていくことで手はカサカサになり、また、イモやカボチャの水分が鍋のお湯の「隙間」に流れ出ていくことで荷崩れが生じます。

 

 

アトピー性皮膚炎の患者さんは、お風呂を嫌う


アトピー性皮膚炎の患者さんは、お風呂には入ろうとしません。何故なら、お風呂に入ると血流が急激に増し、痒みを誘発するからです。

 

さらに、お風呂に入ることで、皮膚の水が奪われ乾燥がより酷くなるのを経験から知っているからです。

 

したがって、シャワーになります。しかし、シャワーもお湯ですので、皮膚の水を奪うことに変わりはありません。

 

お風呂にゆっくりつかって、リラックスし自律神経を解放させることは必要なことですが、アトピー性皮膚炎の患者さんは、リラックスし自律神経が解放されることで痒みが増します。とても難しいことです。

 

 

(株)オーブス社の「バスウオーター」で汗を流す


アトピー性皮膚炎の患者さんは、汗をかくことで痒みを誘発します。それを洗い流すためにシャワーを浴びると皮膚は乾燥し痒くなります。

 

そこで川本療法では、生体水を製造している(株)オーブス社の「バスウオーター」をお勧めしています。

 

バスウオーターは、高速でスピン回転していることで、お風呂のお湯分子にぶつかり、水分子同士の結合を切り離すことで本来の水分子に戻す作用があります。

 

例えれば、ブドウの粒が集まり房のように大きくなっているのがお湯です。そこに、小さく高速でスピンしている生体水がぶつかり、房からブドウを一つ一つ切り離してくれるような作用です。

 

小さくなったお湯分子なら身体の水を奪うことはありません。したがって、汗をかいたときはバスウオーターを入れたお湯で、汗を洗い流します。

 

バスウオーターを使うことで、汗が流せ、また皮膚の乾燥を防げることで痒みは軽減します。

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