アレルゲンが侵入してくるルートを減らさねばならない

 お城はなぜ高台にあるのか
「お城はなぜ高台にあるのか」という題目に、アレルギーとは関係がないのではと思った人がいるはずです。

 

実は、お城の話と人のアレルギーの侵入ルートの関係はよく似ています。そのことを下記で述べていきます。

 

お城は高台に位置し、お堀と石垣で周りを囲っています。そうすることで、お城の警備は玄関に集中できます。

 

なぜなら、侵入者がお堀や石垣から入ってくる可能性は極めて低いからです。

 

 城の玄関は人にとって「口・鼻」に該当する
城の玄関を人に例えると「口・鼻」になります。そしてお堀は「小腸」で石垣は「皮膚」になります

 

体内に入ってくる異物の一番の侵入ルートは「口・鼻」です。人はここの警備を強化しています。扁桃腺などはその代表で、侵入してきた異物を集め一網打尽にしています。

 

そのことで、異物は安易に体内に入ることができない仕組みになっています。

 

しかし現代社会ではさまざまなアレルゲンや化学物質があります。そのことで、口・鼻(玄関)ルートではなく、小腸(お堀)ルートや皮膚(石垣)ルートからも異物は侵入してきます。

 

本来、異物が侵入しにくい、小腸(お堀)や皮膚(石垣)から侵入者が体(お城)に入ってきたら、体内はパニックになることが推測できます。

 

 小腸(お堀)から異物が入ってくるようになってきた理由
本来は異物が入れない構造の小腸(お堀)から異物が入るようになった原因をまとめてみます。

 

 @小麦グルテンに含まれるグリアジンというタンパク質:
グルテンはあらゆる小麦加工食品を作る際に使用されます。そのグルテンに含まれる「グリアジン」という物質があります。グリアジンは、小腸の壁(リーキガット)の結合組織を壊す作用があります。壊された小腸壁(リーキガット)の結合組織からは、「異物(アレルゲン)」が侵入してきます。

 

 A小腸に常在しているカンジタ菌
体内の膣や腸、または喉などの多くの場所に、カンジタ菌は常在し共存しています。カンジタ菌は通常、体には悪影響を及ぼしません。

 

しかし、カンジタ菌は増え過ぎると、カンジタ菌が分泌する毒素の影響で小腸壁の細胞に傷がついてしまいます。

 

カンジタ菌が増え過ぎてしまう原因の1つに、お菓子やケーキ、またはパンなどの小麦加工商品に含まれるグルテンという物質が関係します。

 

上記「@」で述べたように、グルテンは小麦タンパクです。現代人は小麦グルテンが入っているパンやラーメン、またはクッキーなどを毎日のように摂取します。その結果、カンジタ菌はグルテンをエサにして爆発的に増殖します。

 

小腸内に増えたカンジタ菌から排出される毒素により、小腸の壁にあるセンサー(細胞)が傷つけられてしまいます。

 

そのようになると、小腸(お堀)から人体にとっての異物(アレルゲン)が小腸より侵入してきます。

 

本来、異物の侵入ルートではない小腸壁(お堀)から侵入してきた「招かざる客」に対し、免疫はパニックになります。そのことで、それらに対して過剰な攻撃を仕掛けます。それが、アレルギーを発症する原因の1つになります。

 

 皮膚(石垣)から異物が侵入してくるようになった理由
人の皮膚はタタミ一畳分の大きさがあります。皮膚の仕事は体内の毒素やガスを汗として排出するほかに、外敵の侵入を拒むことも重要な仕事の1つです。

 

しかし皮膚にとって手ごわい相手が出現しました。それは化学物質です。現代化学の技術は著しく進歩しました。

 

例えば狭心症の薬であるニトログリセリンは、舌下錠といって舌の下に置くことで粘膜から吸収させます。しかし、現在のニトログリセリンは「シール状」になっており、皮膚に貼ることで薬剤を皮膚から吸収させます。

 

また、ガンの痛みの緩和剤として使われるモルヒネも現在はシール状になっていて皮膚から薬剤を吸収させて激痛を和らげます。

 

医薬品の他にもシャンプーやリンス、または毛染め剤にはじまり肌に塗るクリームなどの商品に界面活性剤が使われています。

 

界面活性剤は皮膚から容易に侵入し、細胞まで到達します。

 

人間が誕生した頃にはそのような化学物質はなく、皮膚の異物の侵入阻止機能は役に立っていました。しかし、現代では皮膚の機能が通用しなくなり、安易に化学物質が侵入してきます。

 

本来異物が入ってこない場所(皮膚)から異物が入ってくることで体内の免疫はパニックになります。

 

 異物侵入ルートを減らさなければならない
通常体内に異物が入ってくるルートは「口・鼻」です。しかし上述したように、特定の食べ物や化学製品が原因で小腸や皮膚からも異物が侵入することはお伝えしました。

 

そうなると、体内の免疫の反応は過剰になります。さらに、異物に対応するヒスタミンの反応も過剰になり、患部が痒くなったり赤くなったりします。

 

上述したようにお城の玄関、人でいえば「口・鼻」からのみ異物を受け入れれば、守る側(免疫)も慌てることはありません。

 

したがって皮膚炎を患っている人は、小腸や皮膚からの異物の侵入を阻止することはとても大切です。

 

なぜなら皮膚炎を患っている人は、ただでさえヒスタミンの反応が敏感なのに、さらに小腸や皮膚ルートから侵入してくる異物の対応でヒスタミンは過敏になるからです。

 

小腸からの異物侵入を阻害するには小麦加工食品は減らさねばなりません。また、皮膚からの異物侵入を減らすには界面活性剤などの化学物質を使っている製品は控えねばなりません。

 

ようするに皮膚炎の治療は、皮膚にのみコンタクトするのではなく、上記したように異物の侵入ルートを減らす必要があることを認識して下さい。

 

なぜなら、皮膚に炎症が出ているのはあくまで結果だからです。

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