猫背の人は「つま先を開きなさい」

 猫背になる原因
猫背とは、背中が曲っていることで「背中に原因がある」と思われています。しかし、実際はそうではありません。

 

猫背の真の原因は「股関節が内を向いている」ことにあります。

 

「股関節が内を向く」ことを分かりやすく説明すると、太ももの骨が内側にねじれているということです。

 

          

 

その状態を実際に写真で撮ると、足首から先がまっすぐ、もしくはやや内を向いていることが分かります。

 

    

 

ここで、太ももの骨が正常(外を向いてる)であると足首から先はどのようになっているかを下の写真で確認してください。

 

                    

 

上の写真でわかるように、足首から先は外を向いています。このような状態の足になることが理想です。その理由は下記で説明します。

 

 太ももの骨が内を向いているかがポイントである
太ももの骨が内側にねじれていると、骨盤は「前側に傾斜」します。

 

骨盤の上に乗っている腰骨(腰椎)は前に滑っていきます。その状態を「腰椎滑り症」といいます。

 

 

 

上部の図のように腰椎が前方にズレると、背中の骨はその反作用で後方に突出します。その状態を「猫背」といいます。

 

猫背を治す方法は世間に多く出回っています。しかし、その方法は「背中を伸ばす」「背中の筋肉を鍛える」「背中が壁にくっつくような姿勢をとる」など、背中を意識させるものがほとんどです。

 

しかし、そのような方法では猫背は改善しません。

 

なぜなら猫背は、背中の骨だけが単独で曲っているのではなく、腰椎が前方に滑ることの反作用で後方に突出しているからです。

 

 猫背の人は「つま先を開きなさい」
私の娘は幼少期にバレーを習っていました。ベレーの基礎練習で多くの時間を割くのが「外股」の練習です。

 

つま先を外に向ける意識を脳に憶えらせるために、反復練習をします。なぜ、バレリーナは足を外に向けるのでしょうか?

 

その理由は、バレーの指導者が足(太ももの骨)を外に向けることで、姿勢がまっすぐに伸びることを経験上知っているからです。

 

その証拠に、猫背のバレリーナは存在しません。

 

 太ももの骨が内を向いてしまう原因

 

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