世界に8箇所ある、長寿村の共通点

 長寿と栄養との関係
一般的に健康で長生きするためには、豊富な食べ物や最新医療の設備などが不可欠と思われています。しかし、世界的に長寿で有名な場所には豊富な食べ物や最新医療を受ける施設はなく、近代文化の恩恵もありません。

 

1973年に「ナショナル・ジオグラフィック誌」で紹介された長寿村は8箇所あります。この8箇所すべてが発展途上国であると紹介しています。ここでいう長寿とは「100際を超える人が、元気で生活している人の人数が多い」ことを指しています。

 

「ナショナル・ジオグラフィック誌」によると、8箇所の長寿村にはいくつかの共通点があると報じられています。その共通点をまとめます。

 

 @長寿村の人々は宗教的、人種的、あるいは経済的な理由で迫害を受け、追手から逃れ住みついた

 

 A「@」の人たちは人の住みにくい、海抜2800〜4100メートルという高地を選ばざるを得なかった

 

 B人が住みにくい高地の土地は乾燥し、年間総雨量は50ミリ以下という厳しい条件であった

 

上記したように、本来なら人が生活していけない場所に長寿村が存在することは不思議なことです。

 

次に、偶然に住みついた場所の利点をまとめます。

 

 @村の近くに川が流れていた

 

 A高地であることで、春になると氷河が溶け大量の水が川に流れ込む環境であった

 

何百万トンもの重さがある氷河が溶け、谷に流れ込む際に、周りの岩を粉々に砕きながら移動します。氷河自身が持つミネラル分と、氷河が移動する際に砕いた岩のミネラル分とが合わさり、約60〜72種のミネラルが含まれている水が豊富であることも長寿村の共通点です。

 

 氷河の水は「氷河ミルク」と呼ばれている
長寿村の共通点に氷河が流れ込む川があることはお伝えしました。またその水には、多くのミネラルが含んでいることもお伝えしました。長寿村の人々は、その水に多くの栄養素が含まれていることを経験から知り、その水のことを「氷河ミルク」と呼んでいるそうです。

 

そこで長寿村の人々は、その水を村に引き込むための用水路を作ったり、春に水量が増え洪水が起こる場所に畑を作ったりして、ミネラル豊富な水を有効利用しています。

 

つまり、灌漑(かんがい)により、やせた土地に「氷河ミルク」を引き込み、ミネラルが豊富な畑に農作物を植え、その植物が土地のミネラルを吸い上げます。

 

植物が根から吸い上げたミネラルはコロイド状態(分子が小さい)に変化したコロイド・ミネラルであり、このコロイド・ミネラルを摂取していることが長寿村の共通点でもあります。

 

例えば、コロイド・ミネラルを含む植物を、家畜であるヤギやヤクなどに食べさせ、栄養豊富なミルクからバターやヨーグルトなどをつくり食べています。

 

 代表的な長寿村の生活を知る
ここで、8箇所ある長寿村のうち、代表的な長寿村の生活を紹介します。

 

 ・コーカサス山脈の村々に住む人々:
コーカサス地方の人々が長寿であることはヨーグルトを食していることで有名になりました。ここでさらに、コーカサス山脈に住む人々が長寿な理由を説明します。

 

海抜1300メートル以上に位置するコーカサス山脈の村々には50万人以上の人が住んでいます。そのうち100歳を超える人は約5000人もいます。

 

電気も無い村で、放牧や牧羊、狩猟といった仕事を私生活しています。その村々の畑では約2500年にわたり、氷河からの雪解け水(氷河ミルク)を畑に引き込むことを続けているそうです。

 

灌漑(かんがい)により、畑には豊富なミネラルがありそこで育てた植物が土壌中のミネラルを吸い上げます。その植物を羊やヤク、または家畜の動物が食べることで、羊やヤクなどの体内は植物性のコロイドミネラルがとても豊富です。

 

それらの動物から摂れるミルクはさらにミネラルがコロイド化されていることで、体内へのミネラルの吸収率はとても高いです。

 

コーカサス山脈に住む人々の常食しているのは、チキン・マトン・牛肉や家畜から摂れるミルクやそれから作るチーズ・ヨーグルト・バターです。それらの他に副菜としてピタというパンに似たものや、コーンのスープに少量の野菜や塩を食しています。

 

100歳を超える人たちの平均血圧は上が104で下が72という驚くべき数字です。また、女性も50歳を超えて子供を産むことも珍しいことではないようです。

 

つまり「コーカサスの人はヨーグルトを食べているから元気である」といわれる真実は、ヨーグルトの菌種が特別なのではなくヨーグルトの元になっているミルクに含まれるミネラルが影響していることが推測されます。

 

 ・ヒマラヤに住むチベットの人々:
チベットの長寿村は海抜5000メートルという高地に居住しています。そこにはヒマラヤ山脈にある氷河から水が流れ込み、多くのミネラルを含む湖が点在しています。

 

彼らの食事は、狩猟により得た大鹿・ガゼル・ロバ・ヤクなどを食べますが、それらの動物はミネラル豊富な植物を食べていることで、人々もミネラルの恩恵を得ることができます。

 

また、ヒマラヤに多く生息しているヤクは「富」という意味で、ヤクからとれるミルクで作るチーズ、バター、ヨーグルトはチベットの人にとって必須な栄養源です。

 

彼らの常食は「ツァンパ」と呼ばれているもので、軽く焼いた大麦の粉とヤクのバターと塩とを、お茶に混ぜて練ったもを食べています。また、ツァンバと一緒に少量の野菜や卵や豆類を食べます。

 

その他には、乾燥を防ぐために飲むブラックティーやお茶を飲みますが、その中にも小粒のブドウとヤクのバターを入れミネラルのを補給しています。

 

 ・エクアドルにある長寿者の聖なる谷に住む人々:
エクアドルには「長寿者の聖なる谷(ビルカバンバ)」と呼ばれる地域があります。そこは海抜4000メートルにあるアンデス山の5つの谷からなっています。

 

ビルカバンバの西側にはアンデス最高峰のマンダンゴ山がそびえ、そこから氷河が流れ込みます。人々はそのミネラルが豊富な氷河の水を利用し灌漑(かんがい)をおこなっています。

 

1971年の調査では819人中9人の割合で100歳以上の人がいたと発表されています。この数字は長寿者が100人に1人の割合でいるということです。この村の最高齢は123歳の男性で、ワインを飲みタバコを吸い、女性には目がないというほど元気だったそうです。

 

ビルカバンバの人たちの常食は、コーン・ホワイトチーズ・ラード・塩で作る「リべ」と呼ばれるスープです。決して贅沢とはいえない食事内容にも関わらず、長寿者が多いのはミネラルが豊富なことも1つの要因です。

 

 素食でも元気な理由
上述してきた他にもパキスタンのハンザ地方なども長寿で有名ですが、その村の人たちの1日の摂取カロリーは1200〜1800カロリーと少ないことが共通点です。

 

これほどの少食にも関わらず長寿である理由は、氷河から流れ込む水はミネラルが豊富(氷河ミルクと呼ばれる)で、1?の氷河ミルクを沸騰させると、鍋の底に肉眼で確認できるほどミネラルが豊富です。

 

このミネラル豊富な水を何千年もの間、灌漑(かんがい)として使い土地を豊かにしてきました。そして、その土地で育つ植物が豊富なミネラルを吸収することで、ミネラルは無機物から有機物に変えられます。

 

さらに、それらを野生動物や家畜が食べることでミネラルはさらに、コロイド化(低分子化)され、人の細胞内に入り込めるように変化します。長寿村の人々は、このようなサイクルでコロイド・ミネラルを摂取していることが健康の秘訣といえます。

 

その他にも、精製炭水化物やお菓子などを摂取しないことや現在社会に多いストレスがそれほど多くない点なども健康でいられる理由として考えられます。しかし、それはそれとして、現代人が最も不足している栄養素であるミネラルの存在を、もう一度考える機会を長寿村に住む人々が教えてくれているように思います。

 

                                 参考文献:ミネラル革命 著)ゲルハート・シュラウザー

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