「なぜ病気になるのか」を学び、「自ら病気を治す方法」を理解する

すぐお腹がすく人、すかない人の違いを紐解く

 体型から考える
頻繁に食事を取らないと空腹感で耐えれない人。また、それとは逆に、朝食や昼食を食べなくても大丈夫な人。果たして何が違うのでしょうか?

 

ここで、川本治療所の経験からくる仮説のもとに、その不思議を紐解いていきます。

 

まず、体型で分類すると

 

 @頻繁に食べないと体力が持たないタイプの体型は「痩せ型

 

 A朝・昼の食事を食べなくても大丈夫な体型は「太れる型

 

上記のように、大きく分けて2つに分類します。現在はダイエットをして痩せているが、本来は太るタイプの方は「太れる型」に属します。

 

 痩せ型タイプの祖先は「早期定住型」、太れる型タイプの祖先は「不定住型」
ここでは、痩せ型タイプと太れる型タイプがどのような場所に住み、どのような食事をしてきたかという仮説をたててみます。

 

私は、痩せ型タイプの祖先は、早期に定住し、太れる型タイプの祖先は、不定住だったと考えています。そのことについて下記にまとめてみました。

 

 @早期定住型とは:
「痩せ型で、すぐお腹がすくタイプ」は、一度に多くの量を食べることができません。また、食べた物を理想的な状態まで「消化」する力が足りません。

 

したがって、食べ物から得れるエネルギー量が少ないです。また、遺伝的に皮下に脂肪を貯めておく貯蔵庫の容積が少ないので、エネルギーの貯蓄も多くはできません。

 

このために、痩せ型タイプはの祖先は、小川や河口付近の食べ物が多い場所を選び、食べ物がなくなるまで定住する方法で生活したと考えられます。その理由は、食物を頻繁に食べないとエネルギーが枯渇してしまい、遠方まで獲物を探しにいく体力がないからです。

 

本来、人は空腹になると体内に「貯蓄」してある脂肪を分解してエネルギーを造る能力があります。

 

しかし、皮下に脂肪という「貯金」を貯めれない痩せ型タイプは、小魚やエビや木の実などを頻繁に食べることで、エネルギーを造り、飢えをしのでいたと想像されます。

 

脂肪という貯金が少ないので、1回の食事から獲得できるエネルギーを使い、エネルギーが無くなるとまた食べるという方法を選択せざるえませんでした。

 

そのような遺伝子と、それに対応するために、痩せ型のタイプは食事を頻繁にとるという習慣が身についてしまったと考えられます。

 

 A不定住型:
「太れる型で、長時間の空腹でも大丈夫なタイプ」は、一度に、多くの量を食べることができます。また、食べた物を理想的な状態まで「消化する力」があります。したがって、食べ物から得れるエネルギー量は多く獲得できます。

 

また、太れる型タイプは、余った栄養を皮下に脂肪として貯めておく貯蔵庫の容積が遺伝的に大きいのです。したがって、長い間、食事を食べれない時でも、皮下に貯めてある脂肪を分解することにより、エネルギーを得ることができます。

 

そのことから考えると太れる型タイプは、一定の場所に定住せずに、遠方にまで大物の獲物を射止めるために移動することができたと推測します。

 

遠方にまで大物の獲物を探す際は、いつ食事にありつけるかの保障はありません。しかし、このような行動ができた理由は、上記した食事から得た栄養を皮下脂肪に貯めておけるからです。

 

上述したように、瘠せ型と太れる型を遺伝子レベルで考えたなら、食事から獲得した栄養素を脂肪として、体内に貯めておくことができるかできないかの違いがあります。

 

 消化器の機能から考える
すぐお腹がすく痩せ型タイプ、または長時間、食事をしなくても耐えれる太れる型タイプの違いを、先ほどは「皮下脂肪の違い」と述べました。ここでは、内臓の違いから2つのタイプを紐解いていきます。

 

 @痩せ型タイプの内臓:
痩せ型は、遺伝的に胃・胆のう・膵臓から分泌される消化酵素が弱いことがあります。ですから、食べた物を消化する力が弱く、体内に吸収される栄養素の量が少ないです。

 

また、痩せ型は、肝臓機能の働きの1つである、食事から摂取した糖をグリコーゲンという形に変えて貯めておく能力が低いのです。空腹時にはグリコーゲンから、再度、糖を作りエネルギーに利用します。しかし、痩せ型は、その能力が弱いために、空腹時にエネルギーを作り出せません。したがって強い空腹感にみまわれます。

 

他にも、食物を体内でエネルギーとして使うときには、酸素が必要です。しかし、痩せ型タイプは、呼吸器系が弱い人が多く、大きく息を吸ったり、吐いたりする力が弱いです。ですから、エネルギーを有効的に獲得する能力が低くなります。痩せ方の人の多くは、大きな声が出にくい傾向が強いのも呼吸器の弱さと関係しています。

 

 A太れる型タイプの内臓:
太れる型は、遺伝的に胃・胆のう・膵臓が強く、食べた食事量に合わせて、消化酵素を分泌することができます。その消化酵素の作用で、食べた物を分解し多くの栄養素を体内に吸収することができます。また、吸収した栄養素で、使わずに余ったものを皮下脂肪に貯めておいて、空腹時に利用する能力も高いです。

 

また、太れる型タイプは、肝臓機能の働きの1つである、糖をグリコーゲンに変換して、肝臓や筋肉に貯蔵しておく能力が高いです。よって、空腹時でも、体内に多く貯めてあるグリコーゲンを糖に変換することができるので、空腹感が強く感じません。

 

他にも、痩せ型とは違い、呼吸器系が強い人が多く、大きな呼吸ができるのが特徴です。したがって、多くのエネルギーを獲得できます。世間を見ても、オペラ歌手など、声量が大きい人は、太ってる人が多いです。

 

 痩せ型タイプが陥る食事法
消化力の弱い痩せ型タイプは、食後に「胃もたれ」などの消化不良を感じる傾向にあります。消化不良がおこる理由を、タンパク質や脂肪が原因と思っている人が多くいます。そのために、タンパク質・脂質を避け、パンやうどんなどの炭水化物中心の食事構成になります。

 

炭水化物(糖質)を食べると「血糖値が急上昇」してしまいます。しかし、急上昇した血糖値は2時間ほどで、逆に急降下してきます。

 

直ぐにエネルギー枯渇してしまいます。

 

太れるタイプはタンパク質や脂肪をしっかり食べれ分解力も強いです。

 

したがって身体に多く備蓄できる脂肪として貯金できます。
よって、1ー2食抜いても備蓄した栄養を小出しに使えるので大丈夫な訳です。

 

 

痩せ型(草食獣)を太れるタイプ(肉食獣)に変える事はできるのでしょうか?

 

 

太ってる人を痩せラス本は多いですが、痩せ型を太らせる本は少ないですね。

 

 

ではその方法とは、

 

まず太る事は最後に起こってきます。
この方法をすると、まずは痩せてしまいます。

 

この初期に痩せてしまうので痩せ型の方は怖がってしまい実行できません。

 

痩せ型は唾液や胃酸の消化力が弱く、多くの食事を食べても消化、吸収が効率よくいきません。

 

反対に太れる型は、消化力、吸収力が強いので、少量の食事でも細胞に栄養が運ばれ、備蓄できます。

 

 

草食獣は1日中食べています。
肉食獣は狩に成功しないと食べれません、しかし1度食べると食べなくても大丈夫なんです。

 

 

先ほど書いた様に、痩せ型は炭水化物を中心に食事構成されています。

 

糖質を摂ると血糖値が上がり約2時間後に血糖値が逆に下がり過ぎて「低血糖」になり空腹感と疲労感を憶え、また、「炭水化物」を食してしまいます。

 

1日中この繰り返しで、胃や膵臓が疲弊して又々消化力が落ちます。

 

日本文化の教えで風邪の時は「お粥」
。「お餅は消化に良い」などと教えられそう思っている方が多いでしょう。

 

しかし思い返して下さいね。
お餅を食べたら胸焼けを起こす方が痩せ型は多いでしょ。
素麺を食べるとお腹がが張るでしょ。
カレーライスも胃モタレを起こすでしょ。
澱粉は唾液で分解します。
よって噛まないで飲み込む澱粉は、胃にとても負担をかけます。

 

そして又々胃弱感を憶えて、何故かまた肉食を避け、胃もたれを起こした張本人の炭水化物を食べてしまいます。

 

日本文化の教えは深く浸透していますね。

 

続きはまた。
逆に豚シャブを食べても、焼き鳥を食べても胃モタレは起きないですよね。

 

太ってる方はこの会話は、意味がわからないと思います。

 

痩せ型体質で食欲のある方は、痩せ型糖尿病が待っていますよ。

 

また、食べることができない痩せ型のタイプは、ホルモン異常が待っています。

 

痩せ型体質で、体力がなくお困りの方は下記まで、お気軽にご連絡ください。


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