「痩せ型体質を元気に!」の続き

おはよう御座います。西宮の川本治療所です。

前回からのテーマ、 「痩せ型を元気にさせるには」です。

痩せ型の方は「胃弱感」から消化の良いと思われがちな「炭水化物」をチョイスしてしまい、約2時間後に低血糖を起こして疲労感に襲われます。

この低血糖を起こした時に、この状態を乗り切ろうと「副腎(甲状腺・すい臓も含む)」から大量のホルモンが作られ放出し血糖値を上げようと頑張ります。

ストレスや頑張る時も痛みのある時も副腎はホルモンを作ります。

副腎の位置

 
この辺りを椅子の背もたれで押したくなる方は要注意です。

現代病とは副腎が疲弊していることも 大きな原因になっています。

 

痩せ型の方は、3食ではなくチョコチョコ食べるので4~5回食後低血糖になります。

その度に副腎はホルモンを作らねばなりません。 徐々にホルモンの精度は落ち、血糖値がを上昇させる事が出来なくなり、痩せ型低血糖症になりそれが進むと慢性疲労症候群へと変化していきます。

スイーツダイエットの本

 
お世話になっている江部先生監修のお勧め本です。
この本に載っているような甘味料を使い、低血糖にならないよう、心掛けましょう。

パンは「ふすまパン」がお勧めです。 此度、ローソンが「ふすま粉」を多く使った糖質の低いパンを出しました。 私も食べましたが、美味しかったです。

注意することがあります。ふすまや天然酵母などの「粒の粗い」素材でパンなどを加工する際には大量のグルテンを使います。

したがって、ふすまパンなどは糖質は少ないですが大量のグルテンを使用しているので、グルテンアレルギーの方にはおススメできません。

 

ようするに、小麦加工食品は減らしていかざる得ないということになります。

 

痩せ型の方は炭水化物を勇気をもって減らしていかねば何も解決しません。

しかし炭水化物を制限していくと。

一時期、痩せてしまいます。 痩せる事に抵抗がある痩せ型の方が更に痩せるてしまう。

この時、周りからも「痩せたね」「チャント食べている?」などのお声がかかり、自身喪失。

 

炭水化物を急激に減らした反作用で、一時期、特有のダルみに見舞われます。
これは、糖のみをエネルギー源にしていたタイプが糖が食事からなくなり、エネルギー源が絶たれた為の疲労感です。

しかし、ココを乗り切れば、体脂肪を分解して食事からではなく、体内にある脂肪をエネルギーを使う身体に変化していきます。
ここを乗り切れない方が多いようです。

川本治療所の患者さん、Kさん30才、女性。 162センチ 37キロをいったりきたりの痩せ型タイプ。

慢性胃弱、便通の不快感、慢性の口内炎、肩こり、生理不順、常にイライラなどにプラスして慢性疲労症候群で来院。

とても素敵な才女。仕事も良く出来、会社でもいいポジション。しかし、、、その才能が発揮できないほどの体力不足

問診から低血糖がある事が解りました。
食事内容をお聞きすると、お決まりの「胃が弱いんで」「胃に優しい物を」

何を食べてきましたか、「今日の昼はあっさりと麺類を」という事になります。

 

次回はこの方がどの様に変化していったかを報告します。

 

お知らせです ブログ内容をより掘り下げた川本治療所の考えを纏めたサイト「病気の治療所」のこのページに痩せ型改善のことを詳しく述べていますので参考にしてください。

を書いています。そちらにも一度、ごらんください。

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