白湯のみ健康法は脱水症状を起こす

西宮の川本治療所・川本です。

金曜日・土曜日と東京での治療とセミナーで充実した2日間でした。

神楽坂のサロンに向かう途中の整体院の立て看板に「白湯(さゆ)を飲みましょう」という内容のポップがありました。

世間でも「白湯」を勧める人が多くいます。

「白湯(さゆ)飲み健康法」を勧めている人は、水は体を冷やすので「温かい水」を摂取するように、また自律神経が整うなどをうたっています。

しかし、白湯を勧める人は、水の知識がないと思ってください

 

人間が保有する生体水は、微細でかつ密度があります。それにくらべお風呂の水は粒子の大きさがランダムです。

 

図のような違いが生体水と普通水にはあります。

また、そのうえに、「ふつう水」を沸騰させると水の粒子はさらに膨張します。

 

例えば、「一番風呂は年寄りは入れるな」と言われています。その理由、分かりますか?

人の体が保有する水が図の右側 お風呂の水が図の左側になります。

粒子の細かい生体水が、粒子の粗いお風呂の水に流れ出てしまうことで、脱水症状になります。お風呂を上がると皮膚が乾燥するのも皮膚が保有する水分がお風呂に流れ出たということです。

元々、お年寄りは体内にある水分が少ないのに、入浴することでさらに体内の水分が抜け出ることで「お年寄りは一番風呂に入るな」と言われているのです。つまり、脱水に陥るからです。

そのことから考えると、赤ちゃんの「さら湯」での沐浴も脱水になります。だから、乾燥した肌に化学薬品の「ベビーオイル」などで乾燥を防ごうとします。 これが悪いサイクルのはじまりです。

 

では次のことを一度試してください。洗剤を使わないで食器を洗います。

①冷水を蛇口から出し、食器を洗う

②温水を蛇口から出し、食器を洗う

注)洗剤は使わない

同じ条件でも「②」のほうは手がカサカサになってくることが分かります。

 

なぜ、こうなるのいでしょう?

一般的には、お湯が皮膚の「油分」を取り去ったと思われています。それも正解ですが、もっと奥にある原因は

①「ふつう水」を温めると水分子は膨張傾向(膨らむといったほうが分かりやすいかな)になる

②生体水は微細で密度がある

③お湯で食器を洗うと、膨張した水(お湯)のほうに、皮膚にある生体水が流れ出る(お風呂と同じ)

④「③」のことで手の皮膚の乾燥は酷くなる

上記したことは上述した「お風呂に入ると乾燥する原理」と同じです。

 

さて、本題の「白湯のみ」ですが、もうおわかりですね。ダメなことが、、、、、、

白湯=水粒子は膨張傾向(大きくてランダム)

生体水=微細で密度があり均一(小さくて均一)

 

くなります。

白湯を飲むと、口やのど、胃の細胞に存在する生体水が、膨張した白湯の水分子のほうに流れ出します。

つまり、白湯の通過していく場所の生体水が、流れ出ることでその場所は脱水になります。

さらに、膨張傾向の水(白湯)は小腸での吸収もできにくいことで、大腸に達します。

そのことで、白湯を飲むと便通が良くなる人がいるのです。それは良いことと思われがちですが、

裏には口・喉・胃なぼ白湯が通過する場所の細胞が脱水傾向になることと、体内には吸収されにくい膨張傾向の水なので細胞内には水が入らないことで体内が脱水傾向になります。

当然ながら吸収されない水(白湯)は下肢に溜まりやす。

 

沸騰水した際に分子が膨張しない水は存在します。そのような生体水化された水を使い「温める」ことは良いことです。

私はブログ上で、固有の商品名を記載することは控えていることで商品名は記載しませんが、沸騰させても水分子が膨張しない水を求めてみては如何でしょう。

 

お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「白湯のみ健康法は危険です」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。

身体にことや治療法に関するお問い合わせは、HPの右上のメールアドレスをクリックしてメールして頂くか、「病気の治療所」のお問い合わせフォームよりメールしてください。

また、電話でも受け付けています。0798-33-4557です。

一人で悩まずに気軽な気持ちでご連絡ください。

尚、皆様からのお問い合わせメールの返事は2~3日以内に返信しています。メールをしたが4日を過ぎて返事がない場合は、

携帯電話の設定がパソコンからのメールを拒否している場合がありますのでご確認ください

 

 

 

 

 

 

 

 

サブコンテンツ

このページの先頭へ