川本式、頭痛改善法
川本治療所、副院長のミツトミです。今日は、頭痛改善の方法。
頭痛人口、多いですね。 ドラッグストアに行っても、何十種類もの頭痛薬があります。
それだけ頭痛に悩まされている人たちが、多いということなのでしょうね。
最近では「頭痛外来」を開設している病院も増えました。
川本治療所に通院されている患者さんのなかにも、頭痛の方は多数おられます。
その理由は昭和１１年開院以来、こと頭痛改善に関しては絶対的な自信があるから改善される率は高いからです。
５から１０回の治療で頭痛薬がいらなくなる可能性は高いです。 「１０年間の頭痛が再発していないＯさん」のように改善した例は切りがありません。
頭痛発症のメカニズムは、「頭に対して血が多く行き過ぎているケース」が多いです。
血液が頭部に通常よりも多く行き過ぎると、脳内の血管が拡張し血管は脈を打ちます。
脳内には神経が縦横無尽に張り巡らされており、その脳神経に「血管が打つ脈」が接触します。 その結果、ズキズキと脈打つような痛みを感じます。
頭痛薬で頭痛が楽になるのは、血液を過剰収縮させ、血液が脳に過剰に来ないようにする作用です。
ようするに、薬の力で一時的に血管を収縮させ、血液循環を低下させることで、脳に分布する血管の脈は打たなくなります。
その結果、頭部のズキズキした痛みが止まります。
したがって、つらい頭痛が発症した時は、薬も必要ですよね。嫌な痛みを回避するために。
でも、「なぜ、私は頭痛を繰り返すのか」を理解して自己努力していけば、症状は軽くなっていきますよ。
・では、何故頭痛になるのか？
１、目、首、肩、頭部などの筋肉が硬直し、頭に血液が行き過ぎたり、頭部の血液が身体に戻りにくくなったため
２、血中疲労物質・老廃物（体内毒素）を肝臓が処理能力が低下し体外に排出できなくなり、毒素が頭に入っていまうため
３、身体が冷えたとき、一番重要な脳に対して血液を通常より沢山送ろうとするため。（脳が冷やされると人は危機感を感じる）
４、血液中の栄養が不足すると、体内で一番重要な脳に大量の血液を運び込むことで脳充血が起こり、「軽い水頭症」になり脳が腫れるため
５、月曜～金曜までしっかり仕事をこなし、土日でリラックスが高まり過ぎた際に副交感神経が有利になり血管が拡張するために脳に大量の血液が流れ込むため。（週末頭痛）
６、緊張が持続して呼吸が浅くなると酸欠を起こすため。（血液に酸素が結合することでサラサラの血になります。一方、酸素が少ないとドロドロとした血になるので脳に酸素に富んだ血液が行かないため酸欠頭痛が発症する）
などなど、いろいろ原因が挙げられます。
緊張型、偏頭痛、群発性、などの頭痛がありますが、全国で約３０００万人の方が悩んでいます。
・どうゆう施術が有効かか？
偏頭痛であれ、緊張型であれ、群発性であれ、治療法の基本的な考えは同じです。
・頸椎１～２と仙骨神経を刺激して脳脊髄液を調整します。これで脳から脊柱、仙骨までの体液を流れやすくします。
・胸椎１０辺りの副腎を狙い、自律神経が安定させる目的です。
・胸椎８～１２の肝臓・腎臓の支配神経を指圧し、解毒・排泄を強化し血液浄化させます。
・頸椎５・６～胸椎１・２辺りの呼吸器系を狙い、呼吸の浅さを克服します。
このような施術とともに、食事療法も提案して納得がいったうえで実践して頂きます。
新たにこれを摂る、あれを摂るという栄養を「追加」するのではなく、現在身体に取り入れ過ぎている物を減らしていく。
ということです。
・何が不要か？
白いご飯、パン、うどんに代表される炭水化物類。 もちろん砂糖菓子やおかき、清涼飲料水なども。
炭水化物は、「身体を動かすためのエネルギー源」なので、必要以上に摂らない。 どうしても身体が要求するときは、食事の最後、少量だけに留める。
そしてお菓子やジュースなども基本的には摂らない。そうすれば、血中老廃物が大幅に減ります。
そうすることで、血液が流れやすくなり必要以上に血液を送る圧力が低下するので頭痛は減ります。
そのことと、重要なことは「手での治療」です。
食事法やサプリメントを実践している方で頭痛が治りにくい人は、伝統の川本神経指圧法を体験してみてはと思います。
お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「川本指圧法は神経を狙って指圧する」の欄に詳しく述べていますので参考にしてください。
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