天才染色家、奥田祐斎氏と時間を共に過ごす

川本治療所です。
今回は、プライベートな話題。
嵐山に工房をかまえる天才染色家、奥田祐斎(おくだゆうさい)氏と時間を共有してきました。
祐斎亭は、かつて京の料理旅館「千鳥」を改修し工房としています。

裕斉低

                     玄関から圧倒されます。

かの、川端康成が小説「山の音」を執筆した部屋がありその部屋で宿泊させて頂きました。
祐斎亭は、かつて貴族が最も愛したといわれ、源氏物語・明石の君でも有名な「千鳥が淵」を望む場所にあります。

裕斎低 川端康成
その部屋からの眺め。
細胞に溜まった悪いものが抜けていく感覚です。

祐斎先生は、とてもダイナミックかつ、きさくな方。
趣味の鮎取りも天才的で漁師よりも多くの鮎を取ります。

そして、祐斎作。炭火焼き部屋に。
バーベキューですか?という言葉を発した、スペインから来た客人に対し、
祐斎先生は、「コラ!、バーベキューと違う、炭火焼きや!」と説教していました。笑。

 
裕斎先生
                      焼き加減をみる祐斎先生。

取り立ての天然鮎を備長炭で焼いただけの料理。
隣接している料理旅館「吉兆」にも負けない美味しさでした。

染色の歴史や染色体験、嵐山の隠れた名店を案内して頂きました。
名店も良かったのですが、天才祐斎氏の着眼点・集中力に感銘を受けました。
本当に貴重な時間を過ごせました。

祐斎亭の丸窓からみる嵐山

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  最高です。
お久しぶりのカタツムリ君

カタツムリ
 

自然が一杯残っています。
祐斎亭は拝観料2000円、コーヒー付き。
裕斎氏の作品はルーブル美術館に展示されたこともあるほどです。パワー溢れる祐斎氏に会い、作品を観ることで不思議なパワーが出てきます。
嵐山観光ルートに加えてみてはいかがでしょうか。
要予約です。
075-881-2331
日曜なので、プライベートな話をでした。

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