分子整合栄養医学に疑問を持ち来院。副腎疲労改善しました。

川本治療所です。

(注)改善報告を掲載させて頂いていますが、川本療法で改善したわけではありません。

川本療法の考えの根幹である「自宅ケア」を患者さん自身、または家族の協力によって、継続努力したことで改善したと考えています。

医師や治療家は病気を治すことはできません。ただ、改善方向に導くための「道しるべ」をお伝えすることはできます。

今後も精進し、良い「道しるべ」を提案できるように努力していきたいと思います。

 

今日の報告は、慢性疲労症候群で来院頂いた20代の女性、Mさん。

何にでも全力で取り組み、完璧に仕事をこなす能力あるMさん。しかし、頑張りすぎてしまい、朝に起きれなくなりました。また、生理痛は薬を規定量以上服用しないと治まらない状態でした。

普通の病院では副腎の検査結果が出ないことで、いつものように「原因不明なので精神科を紹介します」となります。

そこでお母さまが色々勉強され、分子整合栄養医学をしている病院へ。分子整合栄養医学は、一般病院では実施しないより詳しい血液検査をもとに原因不明の症状の原因をひも解いてくれるとても良い療法です。

彼女も詳しい血液検査データーから、多種のサプリメントを服用し「どん底の状態」から脱出できました。

しかし、約1年3カ月間、高額なサプリメントを飲み続けてきたが、そこから症状が停滞してしまいました。

そこで病院は、改善の遅れを危惧して、コートリルというステロイド剤を処方、あとDHEAやアドレナルなどのホルモン剤に近いサプリメントを処方。

コートリルなど約半年、服用しました。

しかし家族や本人は、一般的な病院で処方されるステロイド(コートリル)や精神安定剤の服用が嫌で分子整合栄養医学に通院していたのに、まさか分子整合栄養医学でコートリルを処方されることに疑問を持ち始めました。

さらに、「約1年半服用してきた高額サプリはなんだったのか?」との疑問も加味され、川本治療所へ。

私は、分子整合栄養医学は日本において、とても良い治療法であるとの趣旨を説明しました。同時に、私が抱いている疑問点も提示しました。

長い問診後、治療されることを決断され、施術を開始しました。同時に自宅でできる自己指圧や、家族に協力してもらう「温圧(炭で陶器を温める)」などをやって頂きました。

栄養療法は、分子整合栄養医学と大きくは変わらないので、小麦加工食品を減らす方法を継続して頂きました。

3回目の施術終了時から朝の目覚めに大きな変化が出てきたと報告を受けました。

7回目の施術前の問診で、本人から「調子がとても良いので親と相談してコートリルを一時中止している」と報告を受けました。

私は、コートリル(ステロイド剤)の服用をやめるのはとても難しいことを説明し、代わりになるサプリメントを提案しました。

11回目の施術時に本人から「とても良い状態になってきた」と報告を受けました。

しかし、調子が上向くと頑張りすぎるMさん。仕事量も増え、最近はやや疲れ気味ですが順調に回復しています。

身体を改善させるには、皮膚への刺激が不可欠です。病院に行き、検査して薬やサプリメントを処方してもらう「だけ」では病気の改善は難しいと感じています。

 

しかし、日本の民間療法のい90%以上は治す技術・知識がありません。(私の知る限りですが、、、)

「これをしたら病気が治る」・「これを飲んだら病気がなおる」・「エネルギー理論で病気が治る」この手のことを言っている人は信用しないように私はしています。治った人が大勢の中で1~数人いるということと理解しています。

なぜなら、人の身体は、遺伝や生活習慣、考え方、対の癖など色々なことが絡みあい発症しています。それなのに、「これだけしたら、、」は無理なのです。

一時的に、状態が改善する施術は意味がありません。民間療法に頼っているかたは、その先生の技術や考え方などをよく聞いて治療をうけるか判断してください。

 

今回の回復例は、本人や家族の健康に対する勉強と日々の努力の賜物です。病気は本人が治す気にならないと治らないのです。

我々はその道標を提示しているにすぎません。また、身体の改善には個人差があります。

 

お知らせです 。今日のブログに書いた内容が「病気の治療所」の「副腎と病気の関係」の欄で詳しく述べていますので参考にしてください。

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